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ベクター系画像編集フリーソフト『Inkscape(インクスケープ)』のクセをつかんで脱入門を図る

inkscapeマスターテクニック クリエイティブ
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フリーのベクター系画像編集ソフト「Inkscape(インクスケープ)」の使い方解説本『Inkscapeマスターテクニック』を読みました。「フィルとは、ストロークとは何ぞや?」というレベルから易しく解説してくれていて、ベクター系ソフト初心者の私にとっては嬉しい限り。

チュートリアルも充実していて、立体的なグラデーションボタン、シンプルなパーツを組み合わせて作るロゴマーク、立体的でポップなロゴ、人や動物のキャラクターイラスト、リアルな水滴や目のイラストなどなど10種類以上も。

いずれも解説画像つきで丁寧に説明してくれていますし、初心者が疑問に思いがちなInkscapeのクセにもちゃんと言及してくれているので、つっかえることなく課題を完成させることができそうです。新しいソフトをマスターするにあたって、達成感は大事ですから、これは嬉しいですね。

あと、Pixiaなどビットマップ系のソフトを使ってイラストを作成する時とは、根本的に発想を切り替える必要がありそうだということがよく分かりました。ビットマップだと、線を描く→色を塗る という具合に直感的に描けるのですが、ベクターの場合は、パーツを作る→組み合わせる って感じ。

描きたい対象物をいったん頭の中でパーツに分解する必要があり、その辺にセンスが問われそうですが、そこは本書の課題を何度もやってみることで体得できそうな気がしてます。

いや、しかしよかった。これでようやく、Inkscapeをビットマップトレースにしか使わないという宝の持ち腐れ感から解放されます。

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