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ノートパソコンに水やお茶をこぼした時の対処法

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2011年2月末の土曜日の朝、私は自宅で愛用のDELLの赤いノートパソコン(Dell Inspiron 1525/2008年12月購入)に向かって、フリーソフトPixiaで写真を加工する方法を解説する教材の編集をしていました。

愛機の画像はこちら↓
紅茶がこぼれたノートパソコン

すでに解説部分は完成していて、あとは複数のファイルをひとつにまとめ、表紙と目次をつけて、フッターを入れるだけ。たったそれだけの作業なんですが、ワードに不慣れな私はいつものごとく翻弄されっぱなし、いらいらしっぱなし。例えば「表紙にフッターとページ番号を入れない」。これだけのためにさんざんネットで調べ物をし、ようやく理解したところで「よしゃ!」勢い込んでマウスを動かしたのが悲劇の始まりでした。

なんと、机の上、パソコンの右側に無意識のうちに置いていた紅茶(冷・無糖)のガラスのコップに手があたって、コップが転倒し、中身がこぼれてしまったのです。「うわっ!」と思いましたが、状況を見て胸をなでおろす私。コップの中には底から2~3センチくらいしか紅茶は残っておらず、パソコンの上には水滴が少し散っただけで、異変はなかったからです。

しかし、よくよく見ると、パソコンの右側に少しお茶だまりができていましたので、念のため退避を、と思い、よっこらせとパソコンを動かしたその時。

プキュン

と甲高い音がして、モニタが真っ暗になり、うんともすんとも言わなくなってしまったのです。

うわああああああああ!

どうやらパソコンの右側面にあったディスクドライブからお茶が内部に浸入してしまったようで・・・あわてて亭主のパソコンを借り、ノートパソコンにお茶をこぼした時の対処法を調べてみたところ、純粋な水なら乾燥させれば復活が望めますが、不純物が入った液体だとまずいとの話。とくに糖分はこげつき、最悪火災の原因になるので、仮に電源が入ったとしても修理なしには使ってはいけないそうです。

しかし、紅茶が出がらしのティーバッグから取った薄いものだったことと、無糖だったことから、強引に水とみなしていいかもしれない、と祈るような気持ちで、ネットで見つけた水をこぼした時の対処法を応用してみました。基盤部分を上に、すなわち逆さにひっくり返して、風通しのよい部屋に2~3日放置しておくというものです。

そして、3日が経過した昨日の朝、恐る恐る電源を入れてみたところ・・・

普通に動きました!! データも全部無事!

それから更に一週間が経過した今日も、愛しいことにお茶をこぼす前と何も変わらずサクサク動いてくれますし、異様な発熱などもありません。ということで、今回は最悪の事態はまぬがれたと見なして、このまま使い続けることにします。

いや~、重要なデータは、外付けハードディスクにバックアップを取っていたので、仮に飛んでしまったとしてもダメージは少なかったのですが、まだ使えるパソコンを自ら葬ってしまい、新しいパソコンのために最低6万円の支出をするというのは、精神的・経済的に相当な痛手になったことと思います。本当によかった。

実は、紅茶だけでなく、味噌汁やスープをパソコン周辺に置いて作業をすることもあったこれまでの自分(汗)今後は、机の上には液体をなるべく置かない、どうしても置きたい場合は安定感のあるマグカップを使い、絶対に左側に置くなどの配慮をしようと直後は猛省したことです。

しかし、喉もと過ぎれば何とやらで、昨日も同じグラスを無意識に右側に置こうとしていました。癖になってしまったものは意識しないと直らないようです。皆さんも、くれぐれもご注意ください<(_ _)>

ちなみに今回、水分が入ってから再起動させるまでの3日間に、白髪が増えました。ええええ。

【追記】
この騒動があったのが2011年2月末。その後、このパソコンは2014年9月にディスプレイが寿命を迎えるまで元気に動いてくれました。2008年の末から使い始めて約6年の付き合い。別れが切なかったです。

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