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第33回カラーコーディネーター検定1級(商品色彩)第9問の再現答案をさらしてみる

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2012年12月2日に、カラーコーディネーター検定試験(第33回)の1級(商品色彩)を受験してから、約1カ月が経過しました。

直後の自己採点の結果、第1問~第8問のマークシート問題で65点を獲得できた(マークミスがなければですが)ことが判明したのですが、問題は合格ラインの70点までのあと5点。

ここは、第9問と第10問の論述問題で稼がなければならないのですが、どちらも出来が微妙すぎて、「確実に5点取った!」という確信は持てず。いや、2問とも手薄になっていたところを見事に突かれてしまった感があるんですよね。

例えば、第9問は、200字の原稿用紙を埋めなければいけない問題なのですが、こんな出題でした。

「虹の色について光学(物理学)的知見から説明しなさい」

出ないと高をくくっていた3級テキスト「光が織りなす色彩現象」からの問題で、問題を見た瞬間に、「ヒッ」と声が出ましたよ。

しかし、とにかくマス目を埋めるのだ、ということで、まず問題用紙の余白に、虹についてかろうじて憶えていた「水滴」「分光」「屈折」「波長」などのキーワードを書き出し、それらをつなげて文章を書いてみました。その文章を可能な限り再現したのがこちらです↓

虹は、白色光が空気中の水滴の中を通る際に各波長に分光されることよって、各波長の色が帯状に観察されるものである。各波長に分光されるのは、波長によって屈折率が異なるためである。長波長の光は屈折率が低く、短波長の光は屈折率が高い。よって長波長の光は、もとの光の進行方向に近い角度で、短波長の光はもとの光の進行方向から大きくそれて現れる。なお、虹は、白色光をプリズムに通すことによっても観察することができる。

さて、テキストの該当箇所を勇気を持って振り返ってみましょう。

まず気になるのは、私の答案は、「虹の色について」という問題なのに、具体的な色について言及していないこと。テキストには「赤い長波長の光」「短波長の紫の光」という表現があります。ここで何点かもらい損ねた可能性が。

次に、「屈折」そのものについて全く解説せず、いきなり「屈折率」の話に持っていってしまったことに、今、気がつきました。なんだか強引な展開です。減点されることはないとは思いますが・・・

あ、そうそう、過去問集の解説を見る限り、カラーコーディネーター1級の論述問題の採点方式は、加点方式にようです。間違ったことを書いていても、加点されないだけで、減点はされないと。

なので、「長波長の光は屈折率が低く、短波長の光は屈折率が高い」は、どっちがどっちだか記憶があやふやだったのですが、当たっていたらラッキー!ぐらいのつもりで書いてみました。後でテキストを確認したら、合っていたのでよかったのですが、ツメの甘さをつくづく反省しましたことよ。

ということで、論述第9問の200字問題をさらしてみました。約1ヵ月後の合格発表の際に点数が判明しましたら、あらためてお知らせしたいと思います。これぐらいの答案でだいたい何点になるのか、皆様のお役に立てましたら幸いです。

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