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第33回カラーコーディネーター検定1級(商品色彩)第10問の再現答案をさらしてみる

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あけましておめでとうございます、とは言ってみたものの、昨日は紅白も見ず除夜の鐘も聞かず、いつものように楽しく焼酎お湯割りを飲んで早々に就寝。元日のきょうも3時に起きて、色彩用語サイト用の解説記事を書き、このブログに着手したところなので、新年という実感がわきません。

しかも、昨年、2012年最大の痛恨のミスである、カラーコーディネーター1級(商品色彩)検定の500字論述問題の反省会をまだやっていないかったことを思い出してしまいました。なので、それが終わったら年明けとするということにして、第10問の500字論述問題の再現答案をさらしてみたいと思います。

まず、問題はこれ。

カラーコーディネーターに必要とされるフィールドワークについて、具体的な内容、目的、種類、得られた情報の使い方や分析、注意すべき事柄などについて商品分野の事例を挙げながら論じなさい。

見た瞬間、

「ああ、もうだめだ」

と思いました。商品の色彩計画に必要な情報収集の手段のひとつが「フィールドワーク」であるということは押さえていましたが、まさかフィールドワークの詳細を論述形式で問われるとは思わず、キーワードをいくつか押さえているに過ぎなかったからです。

公式テキストの191ページをよく読んで、重要キーワードを確実に暗記していさえすれば、確実に取れた問題なのに。

しかし、嘆いていても仕方がないので、「流行の兆し」「根」「芽」「KJ法」などのキーワードを駆使して、書いてみたのがこんな感じの答案↓

カラーコーディネーターに必要とされるフィールドワークとは、色彩計画のための情報収集の一つの手法である。カラーコーディネーターが、自ら街頭や店舗などで、色彩動向を観察したり、顧客や販売員にインタビューを行ったりし、次の流行の兆しとなりそうな現象を発見したら、それを記録し、分析する。カードを用いたKJ法などの手法が一般的である。

現象がある程度集まったら、それに基づき、次の流行について仮説を立てる。通常、仮説を裏付けるための現象は100個ぐらい集めるが、集まらなければその現象は「芽」にすぎず「根」ではないということになる。

例えば、赤い家電が流行るという仮説を立てたとしよう。しかし、実際に家電の販売店やインテリアショップを観察したり、意見を観察したところ、それを裏付ける現象が集まらなければ、その仮説は成り立たないということである。

注意しなければならないのは、自らの仮説を成り立たせるために、恣意的に現象を集めたり歪めたりしてはいけないということである。カラーコーディネーターにとって、情報収集は自らが提案する色彩の客観性を担保するための手段であるということを捨象してはならない。

店員や顧客にインタビューなんて記述、テキストにはないし・・・すみません、具体的なところを見せようと思って勝手に盛りました。その割に、テキストにある「有徴現象」なんて重要キーワードを落としてるし。

「現象を集める」「仮説を立てる」の順序があいまいでニュアンストークみたいになってるし、あと、「赤い家電が」うんぬんのくだり、問題文の「商品分野の事例を挙げながら」というパートに配慮したつもりですが、全然事例になってないよ・・・

結局、「情報収集の一環であるということを分かってますよ(ドヤッ」ってことを高らかに宣言しただけの恥ずかしい答案になってしまい、25点満点中、1点ももらえないのではないかという不安を拭うことができません。

うわ~反省会をやったら、年明け気分になるつもりでしたが、逆効果。どうやら、合格発表がある2月の頭まで、私の2012年は終わりそうにありません(お屠蘇は飲みますけどね)。

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