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2022年1月の燃料費調整額から電気料金を予測してみよう

電気料金の予測 ESG
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11月も末ということで寒くなってまいりました。そろそろ暖房器具をお使いの方も増えてきたのではないかと思います。暖房のエネルギーを電気でまかなっている方にとっては、電気代が気になるシーズンですね。

そこのところへもってきて最近は、電気代に影響を与える「燃料費調整単価」とやらが上がり続けています。燃料費調整単価とは、燃料の輸入価格の値上がり分を電気料金に上乗せするもので、1kWhあたりの金額が毎月、電力会社ごとに決められています。

最近の電気料金の値上げの正体はもっぱらこれなのですが、さて、2022年1月分の燃料費調整単価はどうでしょうか。11月26日に公表された単価をさっそく確認して、1月の電気料金を予測してみましょう。

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2022年1月分の燃料費調整単価(11月26日公表)

2022年1月分の燃料費調整単価を電力会社別に表にまとめました。ご参考までに、2021年12月分の価格と差引額ものせてあります(ご家庭や小規模のオフィスなどで使われる「低圧電力」の場合の価格。すべて税込みです)。

2021年12月
(円/kWh)
2022年1月
(円/kWh)
値上がり幅
(円/kWh)
北海道電力 -0.28 0.06 0.34
東北電力 0.31 0.82 0.51
東京電力 -1.09 -0.53 0.56
中部電力 -2.38 -1.79 0.59
北陸電力 1.14 1.47 0.33
関西電力 0.79 1.2 0.41
中国電力 1.05 1.59 0.54
四国電力 0.76 1.16 0.4
九州電力 -0.01 0.33 0.34
沖縄電力 1.33 1.96 0.63

2021年12月の燃料費調整単価と比べると、0.3~0.6円/kWhの値上げとなっています。2021年に入ってからずっと値上げ傾向にある燃料費調整単価。特に8月以降は一直線に上がり続けているのですが、1月分も、きれいに同じ直線上に並ぶ値上げとなりました。

2021年1月までの燃料費調整単価の推移(低圧)

この燃料費調整単価を使用量(kWh)にかけて計算すると、「燃料費調整額」として請求される金額が分かります。例えば、関西電力と契約していて、2021年1月に300kWhの電気を使ったとすると、

燃料費調整単価1.2円/kWh×300kWh=360円

となり、360円が燃料費調整額として請求されることになります。12月に同じ300kWhを使った場合の燃料費調整額は237円ですから、比較すると1か月で123円の値上げということになります。

2021年1月から1年で電気代はどのぐらい上がるのか?

「まあそのぐらいの値上がりだったら大したことないか」とお思いの皆さんも多いかと思いますが、昨年度の1月と比べてみると、ちょっと驚くかもしれません。

2021年1月分の電気代と比べて2022年1月の電気代はだいたいどのぐらい上がるのかか、予測をしてみました。200kWh~600kWhの使用量につき、それぞれ値上がり幅を示した表です。こちらも低圧電力の場合。見出しは「燃料調整費単価」と書くと長いので、「燃調単価」と略しています。

2021年1月燃調単価
①(円/kWh)
2022年1月燃調単価
②(円/kWh)
値上がり幅
(②-①)(円/kWh)
200kWhの場合
(円)
300kWhの場合
(円)
400kWhの場合
(円)
500kWhの場合
(円)
600kWhの場合
(円)
北海道電力 -3.39 0.06 3.45 690 1,035 1,380 1,725 2,070
東北電力 -3.05 0.82 3.87 774 1,161 1,548 1,935 2,322
東京電力 -5.20 -0.53 4.67 934 1,401 1,868 2,335 2,802
中部電力 -6.22 -1.79 4.43 886 1,329 1,772 2,215 2,658
北陸電力 -1.01 1.47 2.48 496 744 992 1,240 1,488
関西電力 -1.68 1.20 2.88 576 864 1,152 1,440 1,728
中国電力 -2.40 1.59 3.99 798 1,197 1,596 1,995 2,394
四国電力 -1.94 1.16 3.10 620 930 1,240 1,550 1,860
九州電力 -1.87 0.33 2.20 440 660 880 1,100 1,320
沖縄電力 -2.94 1.96 4.90 980 1,470 1,960 2,450 2,940

昨年1月と比べると、2022年1月の燃料費調整単価は1kWhあたり3円~5円上がっており、これに予測される使用量(kWh)を掛けると、けっこうな値上がりになることがお分かりかと思います。

例えば、使用量が2021年も2022年も同じ300kWhだとしても、請求額は約900円~1,500円増しです。昨年度の電気代をベースに今後の予測を立てている方は、燃料費調整額の値上がり分にくれぐれもご注意を。

さらに細かいことを言えば、電気代には「再生可能エネルギー賦課金」というこれまた別の上乗せ金額があること、それが昨年度から1kWhあたり0.38円値上がりしていることにも注意が必要です。正確に予算を管理したい方は、0.38円に使用量を掛けた金額を値上がり分として考えておきましょう。

なお、再生可能エネルギー賦課金については、ページをあらためてご説明したいと思います。いやあしかし、つくづく電気料金のしくみって複雑ですね。

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