8月4日のNHKラジオ英会話。今日は金曜、復習回です。
「Say It in English」の二つのお題を通じてマスターしたこと、与えられたシチュエーションでじわじわきた点などをまとめておくことにします!
Say It in English(1):「チャンネルを変える」は英語でなんて言う?
あなたはテレビでNHKの英語番組を見たいと思っています。ドラマを見ている夫に、チャンネルを変えてもいいか尋ねましょう、というお題。
模範解答には、Lesson81で学習した「Is it OK to~」が使われています。
意外だったのは、「チャンネルを変える」が「change the channel」でそのまんまだったこと。
あと「番組を見る」の「見る」は「see」なんですよね。
テレビを見るなんて状況は、ラジオ英会話の過去のエピソードや他の英語教材を通じて何度も触れてるはず。しかしいまだに「watch」と「see」のニュアンスをつかんでいないことに愕然とした次第です。
ちなみに、たまたま手元にあった旺文社の「文単」準1級にも「番組を見る」の例がありましたので紹介しておきます。
Did you see that documentary about the Gobi Desert last night?
(出典:英検準1級 文で覚える単熟語 三訂版P.14)
Say It in English(2):ピーコック教授はお車代を出さないのか?
友達の結婚式に呼ばれたんだけど、会場がえらく遠いところでお金がかかる。そんな時間とお金があったら彼女と旅行に行きたいんだけど、どうしたらいいんだろう?
なんてなことを友人に相談するとき、英語でどう言いますか?というのが二つ目のお題。
「どうしたらいいんだろう?」の部分は、模範解答では「What should I do?」となっていました。水曜日のLesson83「『アドバイス』を引き出す」の回の「Typical Expressions」で学んだ表現です。
ところでこのお題、私は大西センセイがシチュエーションを読み上げた瞬間に、英語以外のところに心を持っていかれてしまいました。
イギリス人大学教授がネス湖で結婚式を挙げることになり、招待状が届きました。
結婚する友達って、ピーコック教授やないですか。
ピーコック教授とは、確か大西泰斗さん担当のラジオ英会話の初年度(2018年度)から、通常レッスン回のダイアログにちょくちょく登場している初老の考古学者の男性です。
大学で教鞭をとっており、古代遺跡や失われた文明についての著作がいくつかある人物ですが、切り口が少々オカルティックとみなされ、賛否両論あるようですね。
そんなピーコック教授は、彼のファンである学生のジェシカちゃんといい感じっぽかったのですが、ある時、昔なじみのアキという日本人女性と再会。しばらく愛を育んでいたのですが、2023年度に入って結婚することになりました。
そして少し前のエピソードで、結婚式の候補地として名前が出ていたのがネス湖。どうやら実現の運びにいたったことが今日の復習回で分かりましたが、陰でぼやいている招待客がいるとは教授もお気の毒です。
画像は、AIに生成してもらった「An old archaeologist having his wedding party by Loch Ness」です。考古学要素はありませんが、何やらそれっぽいのができたので貼っておきます。
ところで、意外とあっさり引き下がったジェシカが結婚式会場に乗り込んでくる可能性を私はまだ捨てていません。楽しみです。