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『売れないものを売る ズラしの手法』(殿村美樹・著)を読みました

売れないものを売るズラしの手法 一般教養
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『売れないものを売る ズラしの手法』(殿村美樹・著)を読みました。

「なぜお金もかけずに、どん底商品を復活させられるのか?」との副題がつけられたこの本は、これまでに「今年の漢字」「佐世保バーガー」「うどん県」「ひこにゃん」などの数々のブームを仕掛けてきた、PRプロデューサー殿村美樹さんの最新刊。

前著『どんな人でも買わずにはいられなくなる「欲望直撃」のしかけ』では明かされていなかった、ターゲットの「ズラし」の手法が本書のテーマです(前著の感想はこちら→「『どんな人でも買わずにはいられなくなる「欲望直撃」のしかけ』(殿村美樹・著)を読みました」)。

いわく、「どんな商品も、ズラせば売れるんです!」。

本書では「人」「場所」「時」のいずれかの要素をズラした結果、売れなかったものが売れるようになった成功事例が語られています。

例えば、彦根城のマスコットキャラ「ひこにゃん」は「人」を、佐世保バーガーは「場所」を、「今年の漢字」は「時」をズラした結果、成功を収めたのだそう。

その他、老舗の陶器メーカーを蘇らせた方法、ブームの去った健康食品を再び売った方法など、約20種類の具体例が収められており、読んだ人は、「とりあえずこの本に沿って自分の商品をズラしてみよう!」とワクワクしてくるのではないかと思えました。

また、本書は、ビジネスオーナーだけではなく、自分を売り込みたい人、特に就職活動や婚活をしている人にとっても有益ではないかと。

なかなか内定がもらえない人、理想のパートナーにめぐりあえないという人は、「人」「場所」「時」のいずれかをズラす、という発想を持ってみると、新たな展開が期待できるかもしれません。

考えてみると、私のCADオペレーターという職も、言わば「ズラし」の結果得られたものなんですよね。

というのは、15年前、実務経験がなかったので、「CADオペレーター」としてはどこの会社にも相手にされなかったところ、小さな建設系の会社に経理事務として就職してみたら、

「えっ、自分、CADできるん?」

と社員さんたちから歓迎され(自分=あなた、君。関西の会社だった)、CADの実務経験を積むチャンスが得られたのです。これは「場所」をズラした結果の成功体験と言えましょうか。

ということで、非常に共感を持って読むことができたこの一冊。「ズラし」で人生一発逆転!…とまではいかないかもしれませんが、何かの拍子で歯車がずれちゃったかも、乗り遅れちゃったかも、とお感じの方には、ぜひご一読をおすすめしたいところです。

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売れないものを売る ズラしの手法

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