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ムーミンを初めて読む人に『たのしいムーミン一家』をオススメする3つの理由

たのしいムーミン一家 一般教養
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先日、『フィンランドの暮らしとデザイン - ムーミンが住む森の生活展』を見に行ったあと、亭主に「トーヴェ・ヤンソンさんが書いた小説のムーミンシリーズを初めて読むならどれがおすすめ?」と尋ねられ、1948年の作品『たのしいムーミン一家』をすすめました。

『たのしいムーミン一家』を推す理由は3つ。

ひとつは、私が最初に読んだのも『たのしいムーミン一家』だったこと。2つ目は、シリーズの他の作品と比べて陽気で、冒険的な要素が多くとっつきやすいこと。最後に、主要キャラがほとんど登場するので、シリーズ入門には最適ではないかと思ったことです。

ただ、先輩面してすすめた割には、断片的なエピソードしか思い出せず、あらすじを聞かれてもほとんど答えることができなかったのが情けないところですが。

あらためてネットで調べたりして、何とかあらすじとしてまとめることができましたのでここに書いてみます。

『たのしいムーミン一家』の物語は、冬眠からさめたムーミントロールとスナフキンとスニフが「まものの帽子」を発見するところから始まります。この帽子には、中に入ったものを他のものに変えてしまう不思議な力があり、ムーミン谷にさまざまな騒動を巻き起こします。

しかし、ムーミンママはそれどころではないといった様子でうかない顔。大事なハンドバッグをなくしてしまったからです。そんなママを元気づけようと海にピクニックに出かける一同。ところが、出かけた先で大雨にあってしまい、そこでまた大騒ぎとなってしまいます。

ちなみに、大雨のシーンでは、あのニョロニョロが登場して、特にヘムレンさんと「スノークのおじょうさん」(アニメではノンノンと呼ばれているキャラクターです)が災難に。

その後、ムーミン谷に帰ってからも、トフスランとビフスランの夫婦や、ばけもののモランといったお客たちもからんで、そこでまた一波乱あります。

さて、ママのハンドバックはどこに行ってしまったのでしょう?そして、不思議な帽子とはいったい何なのか?

最後は、帽子の持ち主があらわれ、物語はあっと驚く結末を迎えるのですが、このラストの幸福感が半端ないんですよね。ああ、そうだ。これが『たのしいムーミン一家』をすすめた一番の理由です。

唯一、さびしいのはスナフキンが例のごとく旅に出てしまうシーンですね。ムーミントロールの複雑な気持ち……友達が先に成長し、ひとりで違う世界に行ってしまうのを何ともいえない気持ちで見送ったことがある人なら、共感するところが多々あると思います。

そうそう、スナフキン好きな人には、『ムーミン谷の夏まつり』もおすすめ。あのクールなスナフキンが、いきなり24人の子供の世話をする羽目になり、おろおろする様子には萌えること必至です。

ちなみに私は、帽子を目深にかぶっているときにスナフキンに似ていると言われたことがあります。母親によると、3歳の頃にすでにスナフキンのファンだったそうなのですが、自分がなってしまうとは想定外でした。

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