2015年3月7日土曜日、オリックス劇場(旧・大阪厚生年金会館)で行われたジューダス・プリーストの大阪公演に行ってきました。ライヴの内容自体は、これまで体験したコンサートの中で五指に入るぐらい素晴らしかったのですが、会場入りして座席にたどり着くまでが、これまでのライヴ参戦経験の中で最も過酷だったので、その辺を画像も交えつつレポートしてみたいと思います。
最寄りの大阪市営地下鉄四つ橋線四ツ橋駅に到着したのは、3:50P.M.ぐらいだったかと。四ツ橋駅からオリックス劇場までは、10分あれば余裕という距離です。開場は4:30P.M.で開演は5:00P.M.。丁度いい時間だと思いました。
あいにく天候は雨でしたが、途中のファミリーマートに立ち寄り、キリンの淡麗を買って、ぶらぶらと会場に向かいます。天気がよかったら、会場のすぐ前にある公園でくつろげたのにねえ、なんて言いながら。
そして到着。件の公園には傘を差した人々の長蛇の列ができていました。誘導係の人のアナウンスを聞くところ、開場を待つ列である模様。
指定席なので、早く入るほどいい席を確保できるというわけでもなし、グッズを買うために早く入りたいのかな?というぐらいの認識で、私と亭主はその時点では列に加わらないことを選択。じっと立っていると寒いので、厚生年金会館時代に観たライヴの思い出などを語りつつ、会場周辺をぶらぶらと散策していました。
ちなみに私がこの会場で観たことあるのは、メタル/ハードロック勢では、MR.BIG、Demolition23、Slash’s Snakepitなどです。亭主は、マイケル・キスク脱退前のHelloweenを見たそう。90年代前半の話ですが、当時はこのジャンル、今よりずっと大きな箱でやってたのよねえ、とちょっとしみじみ。
で、異変を感じたのは、4:45P.M.頃。そろそろ入るか、ということで会場付近のローソン前から様子を伺ってみたところ、公園の列がまったく捌けていないように見える…
慌てて列の最後尾に付くことにしたのですが、遅々とした入場の進み具合からすると、あれ?これ開演までに入れないかも?という感触。いやあこれは誤算というか衝撃でした。開場前からの人の列に従って入場して、開演に間に合わないかもしれないことがあるだなんて。
しかし、こうなった以上、仕方がありません。もしかして、開演の時刻が後にずれるかもしれませんし、いざとなったら全てをネタにしよう、と腹をくくって待つことに。
で、結局、入場して、座席を探し当てたのが5:00PMちょうどぐらいだったのですが、ほぼ同時に無情にも、定刻どおりオープニングSEのWar Pigs(BLACK SABATH)が。しかし、生理的欲求には勝てずにトイレにダッシュ。結局、一曲目の”Dragonout”のイントロはホールの外で聴く羽目になったのでした。
座席に戻った時には、すでに熱狂の渦。置いてけぼり感が半端ない(汗)
思えば皆さんが雨の中、早くから並んでいたのはこれを見越してのことだったか。考えてみたら、もっと規模の小さい会場でも開場はふつう開演の1時間前ぐらいだったりするわけで、このへん「おかしいな?」と思うべきだったかもしれません。
【教訓】オリックス劇場のイベントで、開場が開演の30分前のときは早くから並んでおこう
救いは、冒頭にも書いたとおり、ライヴ自体が素晴らしかったことです。タイトな進行も、バンドとオーディエンスの一体感も完璧。特に、ロブが前回の来日時の半分ぐらいに痩せてて、声の調子もよく、密かに「ライヴで再現できるんかいな?」と懸念していた”Hall of Valhalla”でのシャウトが聴けたことに大満足だったのでした。ありがとうJUDAS!
2015年3月7日土曜日に行われたジューダス・プリーストの大阪公演(オリックス劇場)のセットリストはこちら↓
JUDAS PRIEST Redeemer of Souls Tour
March 7, 2015 Setlist at Orix Theater, Osaka, Japan