Helloween来日!9月21日、ジャパンツアー2016の2日目の大阪公演に行ってきた。会場はなんばHatch。本来は、6月に同じ会場で開催予定だったが、ドラマーのDaniが急病のため延期になったライヴの振替公演だ。
Daniが元気な姿を見せてくれてよかった。あと、スペシャルゲストのAmarantheが、予定通り一緒に来てくれたのも嬉しい。結論から言うと、ものすごく楽しいライヴだった。おかげで今日は声が枯れてる。筋肉痛は、まだ来ていないが明日あたりすごいのに見舞われそうだ。あーあこれ45歳の悲しいとこね。
ちなみに、6月22日(水)→9月21日(水)の振替。3ヶ月スライドして、日にちが1日違いなので、間違えた人がいるんじゃないか。チケットそのままなので、ちと心配だ。
さて、当日の写真を交えつつ、Helloween大阪公演の感想を書いていくことにする。写真は、同行した亭主が撮影したものだ(私のiPodはうっかり電池切れだった)。
会場のなんばHatch。
ここは裏に川に面したウッドデッキがあり、ライヴの前にくつろぐには最高なのだが、21日はあいにくの雨。
しかし、何とか雨をしのげる場所を見つけ、事前に近所のライフ(スーパー)で仕入れたビールとささみ唐揚げで腹ごしらえ。開場から30分後の6時半頃に会場入りした。
フロアは、それほど混み合っておらず、ステージに近いエリアの後方には少々空きがあったので、そこに潜り込む。ライヴは、開演予定時刻の午後7時ほぼきっかりに、スペシャルゲストのAmarantheからスタートした。
スペシャルゲストのAmarantheが楽しかった!!
Amaranthe。スウェーデンで結成されたバンドで、女性ヴォーカル1人、男性ヴォーカル2人(スクリームとクリーン)の3人のヴォーカルを擁する。音は…何と言うのだろう。メタルはメタルだが、ダンサブル。あとメロがめちゃめちゃキャッチー。
Amaranthe9月21日大阪公演の1曲目「Digital World」。代表的な作風のひとつ。ちなみにここのPVは軒並みクオリティ高し。メタルと思えないくらい。
実を言うと、今回のHelloween来日、延期になって3ヶ月の間に、我が家ではむしろAmarantheがメインという扱いになっていた。いや、思いがけず期間が空いたもんだから、現時点での最新アルバムの『Massive Addicitive』(2014年の3rd)だけではなくて、1st、2ndも聴いてるうちに、すっかり夢中になってしまい。
今回のセットリストは、おそらく現時点でAmarantheベストを作るなら入るだろうという曲ばかりで構成されていた。「Erectroheart」「Afterlife」「Call Out My Name」などなど。
いやー、楽しかった。これは、Helloween大阪公演のレポートなので、詳細は書かないが、近いうち、Amarantheのレポートも書く予定。
肝心のHELLOWEEN2016年大阪公演の感想は?
さて、Helloweenだが、Amarantheを観た後の何かを成し遂げた感が半端なかったので、開演前は、楽しめるかどうか不安だった。飲み物を買いに一度ロビーに出たので、後ろのブロックで見ることになったし。
しかし、杞憂であった。Helloweenはやっぱりすごかった。
セットリストは、よく覚えていない。が、9月22日午後12時時点のSetlistFMの彼らの最新リスト(9月20日の広島公演のセットリスト)と同じだったのではないかと思う。以下は、同リストから引用。
Walls of Jericho
Eagle Fly Free
Dr. Stein
My God-Given Right
Steel Tormentor
Waiting for the Thunder
Straight Out of Hell
Heroes
Drum Solo
Where the Rain Grows
Lost in America
Power
Forever and One (Neverland)
Halloween / Sole Survivor / I Can / Are You Metal? / Keeper of the Seven Keys
Before the War
Guitar Solo
Future World
I Want OutA Tale That Wasn’t Right
※9月22日19時追記:その後大阪公演のセットリストもアップされてた。上のリストの「Steel Tormentor」の後に「Mr. Torture」が入ってた。
「Eagle Fly Free」「Power」他、代表曲の数々は言うに及ばす。「Where the Rain Grows」聴けたの嬉しかったな。
あと、最新アルバム『My God-Given Right』のタイトル曲が、想像以上にライヴ映えする曲だった。
同じく最新アルバムからの「Lost in America」は、Helloweenのシンガロング系楽曲の新たな名作だと思う。ドイツのバンドと日本人の観客が「アメリカで迷った~」と合唱してるのはシュールではあったが。
あと、『My God-Given Right』からは「Hero」もあったが、欲を言えば「Russian Roulette」(※訂正→すみません「Russian Roule」です)と「If God Loves Rock ‘n’ Roll」もやって欲しかったな。これまでに観た『Straight Out of Hell』『7 sinners』の来日公演もそうだったが、新曲が少ないのがやや不満。
ただ、観客の反応を見ていると、新しいのよりはKeeper以前という需要が結構あるのだろうな。今回のHelloween大阪公演でも、最も皆の拳が高く上がっていたのは、「Helloween」から始まるメドレーの最後、「Keeper of the Seven Keys」だったような。
私のHelloween入門は、2010年の『7 sinners』だったので、その時代の曲は「Eagle Fly Free」「Dr. Stein」「Future World」で十分という気がしていて、そのへん温度差を感じるところである。
とは言え、毎回すごく楽しんでるんだけどね。またの来日をお待ちしとります。