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映画『ワールド・ウォーZ』のあらすじと感想レビュー

ワールド・ウォーZ ESG
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ブラッド・ピットの最新作にして最大のヒット作といわれる『ワールド・ウォーZ』、観ました。

2年ほど前に原作本を読んで、そのスケールの大きさと容赦ないパニック描写にいたく感激し、これは映画化されたら絶対映画館だよな!という話になっていた本作。映画は自宅でDVDというのが基本の我が家ですが、DVDの発売が待てるはずもなく、公開2日目に、西宮ガーデンズのTOHOシネマズ西宮OSに駆けつけました。

原作とは、マックス・ブルックスの同名の小説『WORLD WAR Z』です。“Z”というのは、謎の疫病で死亡したのちに蘇り、人間を襲い始めるものたち、いわゆる「ゾンビ」のことなのですが、その“Z”との戦いを生き抜いた人たちを、後に取材したインタビュー集という設定で描かれています。

謎の疫病は、またたく間に世界中に蔓延したので、戦いの場面は世界中にわたり、また登場人物もインドの将校から日本のニートまで多数登場するので、それをどのようにまとめるのかが、この映画版の見どころのひとつだと思っていました。

懸念されていたのは、ゾンビの描写。我が家では、タイトルに「オブ・ザ・デッド」「ゾンビ」がつく映画作品はたいがいチェック済みで、ゾンビに関しては無駄に目が肥えているので、不自然だったり怖くなかったりしたらいやだなあという…

ブラピ主演の大作で、R指定もついていないということで、そういった不安をつのらせながら見たのですが、いや、お見事の一言。ホラー系が苦手な人が卒倒するような血まみれ系臓物系の描写は無しで、実に獰猛なゾンビ像が描きだされていました。疑ってごめんなさい<(_ _)>

ストーリーは、原作で描かれている個々のエピソードを背後でつなぐものとして考えればいいのかなあと。ちょっとご都合主義?と思えるところもありましたが、パンデミック系の約束事はちゃんと押さえられていましたし、夫・父親としての役割と、国連職員としての役割の間で葛藤しつつ、覚悟を決めるブラピは格好よかったです!

前述したように、ゾンビもあんまりグロくなくて、最高のパニックアクション映画として楽しめますので、この夏、ご家族でカップルでぜひぜひ(小さい子にはちょっと刺激が強すぎるかもですが)。

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