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ドイツの詩人ゲーテの執拗なニュートン批判にヒヤヒヤしつつ天才の色彩ワールドをのぞき見る

色彩論(ゲーテ) クリエイティブ
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ちくま学芸文庫から2001年に出版されたゲーテの『色彩論』が、最寄りの図書館にあったので借りてみました。

ただ、この文庫、『色彩論』とはいっても、本書には、ゲーテが20年を費やした3部構成の大著『色彩論』からは第一部「教示編」のみが収録されているのみ。

ニュートンを執拗に執拗に攻撃しているという「論争編」「歴史編」は、残念ながら掲載されていません(「教示編」の序論で、すでにニュートン批判が炸裂しているのを見ることはできます)。

でもって、併載の「科学方法論」や解説にかなりのページが割かれていますので、正味の『色彩論』にあたる部分はあっという間に読めてしまうかも、と思っていたんですが、これが、どうにもこうにも読み進むことができず。

文字を目で追っているときは、分かるような気がするのですが、次の瞬間、つかみ損なって消えていくような感覚なんですよね。

結局、理解できたのって、以下の部分だけのような気がします。

「黄色は赤青色を要求し、
 青は赤黄色を要求し、
 深紅色は緑色を要求する。
 その逆も同様である。」

この部分は、絵を描いているとき、街なかで他人の服や持ち物の色を見るときなどに、たびたび思い出して「そうだよなあ~」と頷いてしまいます。原文は知りませんが、まさに「要求する」という言葉がぴったりだなあと。

ただ、そこのところは、確かカラーコーディネーター2級のテキスト(旧版)にも載ってたような気がするんですよね。

ということは、今回の読書では新たにつかんだものが何もなかったことになりますが、まあ、かの天才のライフワークともいうべき書物を、一読しただけで理解できると思う方がおこがましい話なのかもしれません。いずれ、手元に置いて、じっくり向き合ってみようと思う一冊です。

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