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色鉛筆の色名はどう決まる?

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朝の通勤途中、いつものように道行く人の服の色を観察していたところ、赤×茶色のお洒落なスカーフをした人を発見。

PCCSやCCICなどのカラーオーダシステムにもとづくと、同色相のトーン違いとなる組み合わせで(赤の明るさと彩やかさをぐっと下げたものが茶色)、いい配色だなあと感心していたところ、ふと

「ああ、どおりで子供の頃、色鉛筆のセットをうまく並べることができなかったはずだわ」

と突然腑におちて、ひとりうんうん頷いてしまいました。

どういうことかといいますと、子供の頃、12色の色鉛筆を近い色同士が隣合うように並べようとして、納得がいった試しがなかったという話。

白と黒は別格と考えて脇へよけておき、赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫は自然な感じで並ぶのですが、茶色と桃色と水色のおさまりが悪い。

そりゃそうですよね。茶色と桃色は赤のトーン違い、水色は青のトーン違いなんですから、横一列に自然な並びにするのは無理があるというものです。自然に並べようとするとこうなりますか。入れる箱に困りそうです。

桃色         水色
─          ─
赤|橙|黄|黄緑|緑|青|紫

茶色

ところで、ここで気になってきたのが、「色鉛筆のセットの色ってどうやって決めているのだろう?」ということです。

そこで、調べてみたところ、国産の小学校なんかで使う色鉛筆は、日本工業規格(JIS)で48色の色見本と色の名前が指定されていて、その中から12色なり24色なりを選んでいるという話。

48色より少ないセットを作る場合、どの色をピックアップするかはメーカーによって違っていて、12色セットの場合、三菱は、しろ、くろ、あか、だいだい、きいろ、きみどり、みどり、あお、むらさき、ももいろ、みずいろ、ちゃいろですが、トンボは、しろの代わりに「うすいだいだい」が入っているとのこと。

「うすいだいだい」とは耳慣れない色名だなあと首をかしげつつ調べてみましたら、以前「肌色」と呼ばれていた色のことでした。

特定の色を「肌色」とすることは、人種差別につながるとのことで、現在はクレヨン、色鉛筆、絵の具においては「うすいだいだい」または「ペールオレンジ」という呼び名に置き換えられているそうです。なるほど!

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