ITパスポート試験の合格証書が届いたので、この記事ではそのレポートを。Iパス試験では、これ以外にも合格の通知はさまざまな方法でなされますので、その確認方法もあわせて解説します。
ITパスポートの合格証書が届いた
5月15日、我が家の郵便受けに不在通知が入っていました。差出人は、「情報処理推進機構」。ITパスポートや、基本情報技術者、応用情報技術者、またその上位のもろもろの情報処理試験を実施している団体です。ここから私に何か届くとしたら、3月に受験したITパスポート関連の何かしかありません。
合格証書の発送日が5月14日であるという情報は得ていましたが、まさか簡易書留で届くとは…再配達を依頼して、届いた郵便物がこちら。「二ツ折り厳禁」と書かれていますが、仮に折ってやろうと思っても一筋縄ではいかないぐらいの頑丈さです。さて、何が入っているのか。
開封してみました。中身は、「平成30年3月実施 情報処理技術者試験の合格証書の発送について」という文書と、合格証書、情報セキュリティマネジメント試験のパンフレットと、ボール紙の台紙でした。
こちらが合格証書です。このような、「ザ・証書」的なものをもらうのは久々です。
署名は、経済産業大臣の世耕弘成さん。いや、国家資格を取るのは初めてですが、2ヵ月の勉強でここまでしてもらっていいのでしょうか。なんだか申し訳ないような気分です。ちなみに、合格証書の再交付は不可とのことなので、大事にしないといけません。
ところで、ITパスポートの合格は、この証書の発送をもってのみ知らされるものではありません。他に3つの方法があります。以下、試験終了に近いところから順番にご説明しましょう。
試験結果レポートを見る
まず、第一弾は試験直後。ITパスポート試験は「CBT」という形式で、全国各地の会場のPCから受験するのですが、試験が終了すると、画面に「試験結果レポート」という形で得点が表示されます。ここで総合得点600/1000点以上、かつ分野別評点が各300点以上であれば合格です。
そしてその試験結果レポートは、その日のうちにITパスポート試験の公式サイトの「利用者メニュー」で確認できるようになります(ログインが必要です)。
ITパスポート試験の公式サイトにおける合格発表
そして第2弾は受験翌月の中旬。公式サイトで、合格者の受験番号が発表されます。ちなみに私の場合は、2018年3月に受験したので、発表は4月13日でした。こちらのページで自分の受験月をクリックして、表示される一覧から自分の番号を探します。
なお、受験番号は、試験結果レポートなどで確認することができます。
官報にも掲載されてしまう
さらに、ITパスポートの受験番号は、翌月初旬の官報で公示されてしまいます。2018年3月の合格者は、5月2日の号外に掲載。23ページから30ページにわたり、びっしりと受験番号の書かれたページが続いています。ちなみに、この月の合格者は約6千人。自分の番号を探そうかと思いましたが、断念しました。
ITパスポートの合格通知まとめ
ということで、ITパスポートの合格通知は、なんと4回にもわたって行われます。
- 受験直後の試験結果レポート(公式サイトにログインして点数を確認)
- 翌月の合格発表(公式サイトで受験番号が公開される)
- 翌々月初旬の官報公示(受験番号が掲載される)
- 翌々月中旬の合格証書発送
情報処理技術者試験の中では入門編、ユーザー向けと位置づけられるITパスポートでこうなのだから、より技術者然とした上位の資格に合格したとなると、もっと色々ほめられたり副賞がもらえたりするのでしょうか。それとも全く同じ扱いで拍子抜けしたりするのでしょうか。
おそらく後者だと思いますが、とりあえず、この秋に高度試験のITストラテジストを受験する予定なので、合格して詳細を確認したいと思います。
追記:ITストラテジストはほどなくして挫折しました。2019年の秋期試験で基本情報技術者試験には合格したのですが、官報のことはこれを読み返すまですっかり忘れていました。残念。