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砂漠で兵士が地雷を踏んでしまう映画『トラップ』の感想

トラップ 時事
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映画『トラップ』を観た。ものすごくざっくり言うと、砂漠でうっかり地雷を踏んでしまった兵士が、動けないまま、色んな意味で死闘を繰り広げる映画だ。なんというか、主人公がものすごく運のない男なんだけど、よくよく考えてみたら、普段よく見てる映画のヒーローがラッキーすぎるんだよな、現実はこんなもんだったりするんだよな、というのが感想。

主人公デニス、この彼が地雷を踏んだ人なのだが、運がないというのは、まず、所属部隊と一緒に任務を終えてに帰還する際、敵の襲撃に遭い、部隊は彼と仲間一人を残して壊滅状態に陥る。

このへんはまだ、まあそんなエピソードでもないと話が始まらないわな、というレベルだが、問題は、その共に生き延びた仲間ムラートが、ある事情でデニスを恨んでいて、部隊のうち彼に対して最もフレンドリーでない奴だった。これが第2の不運。

そして、第3の不運は、敵の襲撃を振り切って、2人でたどり着いた先にあったもの。そこには、トラックがあったのだが、荷台に大量のヘロインが積まれていた。その扱いをめぐって、デニスとムラートはさらに険悪になる。そんな積み荷がなければ、とりあえず助けが来るまでうまくやろうぜ、という感じにならないこともなさそうだったのに。

で、第4の不運、これが地雷。ムラートとの口論のさなか、デニスのブーツの下でカチッという音が。

その後も降り注ぐ不運については、ネタバレになるので割愛するが、Youtubuで公開されているトレーラー動画のタイトルにあるような「え?今俺が踏んだの爆弾!?」なんて軽いノリではないとは言っておく。

でも、不思議にそんなシリアスでもないんだよな。なんでだろ。あと、「戦争アクション」と言えるほど戦闘シーンはないと思う。

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