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英検の世界にも多様性の波?1級リスニング会話問題が優等生的に

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英検1級の現時点での最新過去問、2016年度第3回リスニングのPart1が、あんまり面白くない。詳しく書くと怒られそうなので、それぞれ10字以内で描写してみよう。

No.1 新しい主治医がうざい
No.2 欧州を放浪したい
No.3 芸術より食い扶持★
No.4 社長が無茶振りする★
No.5 マイルが足りない★
No.6 やっぱ会社は商品力★
No.7 結末が納得いかない
No.8 広告予算が削られた★
No.9 営業部の新方針に不満★
No.10 会社を辞めたい理由★

★がオフィス、転職就職、企業と顧客のやりとり等。10題のうち7題がビジネス系だ。

“Honey,”で始まる夫婦漫才っぽいネタ、例えば「電気代えらいあがっとるでー」「子どもの迎えどないすんねん」的なエピソードが消えた。

また、ビジネス系に関しても変化が見られる。多少のモヤモヤ感は残るものの、あまりに出鱈目な人や、分かりやすく横暴な人が登場しないのだ。

No.10の野心的な転職希望者と同族経営企業の面接官の攻防がちょっとじわじわくるが、従来の5chの愚痴スレや知恵袋のお悩み相談でお目にかかりそうなパンチの効いたエピソードがない。なんというか、TOEICみたいでつまらなくなった。

もしかして、夫婦といえば男と女であったり、通販で衝動買いをするのは女性だったりという、英検の世界観にクレームがついたのだろうか。

まあ私も、その辺は問題あるなあと思っていた。しかしなくなってみるとちょっとさびしい。

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