愛媛の一六本舗×妖怪ウォッチコラボのお菓子「コマタルト」を食べた感想。関西初の常設オフィシャルショップ、ヨロズマートららぽーと甲子園店で、3月9日のオープン当日に買った。3個入りで550円。
コマタルト(抹茶)│妖怪ウォッチ オフィシャルショップ ヨロズマート
「妖Tube」にも、コマさんと共に登場したことがあるお菓子だ。
一六タルト×妖怪ウォッチコラボ「コマタルト」試食レポート
コマタルトの箱はコマさんのがまぐちデザイン。紐がついていて、ポシェットみたいに斜め掛けすることができる。ヨロズマートで、お会計後に、首から提げられるようにしてもらっている子供を見た。私も同様にしたかったが、そこは自重した。
製造は「四国名菓」一六タルトの一六本舗。同社のタルトは、柚子風味のカステラが有名だが、これは抹茶味。
コマさんの背中の唐草模様の風呂敷のイメージなのだろうか。さて開封。
箱の中には、個装のコマタルト3個と、一六タルトのしおりが入っている。
食べてみた。写真では分かりにくいが、餡にも抹茶が練りこまれている。しっとりしていて、めっちゃ濃厚な抹茶味。感動。
一六タルトにも抹茶味があるようだが、食べたことがないので、中身が同じかどうかは不明。誰か愛媛土産に買ってきてくれないだろうか。
松山銘菓「タルト」の謎
ところで、コマタルトや一六タルトを見て、カステラで餡を巻いた和風ロールケーキみたいなお菓子を「タルト」って呼ぶのなんでなん?と思った人もいると思う。タルトといえば、さくさくした生地の土台に果物やクリームをのせた菓子なんでないの?と。
例えばこんなのとか。
四国生まれの私は、何も考えずに「タルト」という言葉を使い分けていたが、よくよく考えてみると不思議だ。そこで、調べてみたところ、Wikiに「タルト (郷土菓子)」という項目があった。
上記によると、愛媛銘菓の「タルト」は、17世紀、松山藩主の松平定行により、長崎から伝えられた南蛮菓子がベースとなっているらしい。オリジナルは、中がジャムだったらしいが、定行がのちに餡入りを考案したという。
語源は、オランダ語の「taart」とも、ポルトガル語の「torta」とも言われ、意味はいずれも「ケーキ」。なるほど。
なお、こういった「タルト」は一六本舗だけでなく、他の愛媛のお菓子屋さんによっても作られている。
六時屋の六時屋タルトや、
ハタダ栗タルトなど。どちらもお土産にもらったことがある気がするが、改めて食べ比べてみたいところだ。
最後に、もう一度コマタルトの画像を。
もんげー美味かったズラなので、ヨロズマートにお越しの際にはぜひ。なお、コマタルトにカロリー表示はなかったが、一六本舗の抹茶タルト一切れは100kcalとのことなので、それが目安になりそうだ。