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クランキー<抹茶>のパッケージが洗練度はいまいちだけど実は優秀な件

CRUNKY抹茶 パッケージデザイン
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3月10日発売のクランキー<抹茶>を食べてみたので、今日はその感想とパッケージの色の分析をしてみようと思います。
クランキー抹茶

使用されている色は主にこの三色。黄み寄りの赤と、黄緑と、白です。
クランキー抹茶の主な色

緑の部分をもう少し詳しく見ていくと、抹茶やチョコのイラストがうすい黄緑、「抹茶」のロゴが暗い黄緑、お茶っぱのイラストの色が明るい緑です。
ほぼ同一色相配色

チョコのイラスト、背景、「抹茶」のロゴは、ほぼ同じ色相で、「同系色濃淡とか「トーンオントーン」と呼ばれる配色。お茶っ葉の色(右端)だけが、少し青寄りにずれています。

色相環上に並べてみました。「CRUNKY」の縁取りとお茶の敷物(毛氈?)の赤と、背景の黄緑は、色相差が7ぐらいで、「中差色相配色」にあたります。人によっては、調和していないと感じる配色です。
クランキー抹茶の色を色相環上に配置

また、背景の黄緑も縁取りの赤も、どちらも鮮やかな色なので、落ち着きがないと感じる人もいるでしょう。赤の色相を少し紫に寄せて色相差を大きくし、色を暗くすると落ち着きます。
赤を暗くしてみた配色

しかし、これだとクランキーの軽快さが出ないんですよね。また、紫寄りの暗い赤は餡子を連想させるため、「抹茶小倉味?」みたいな感じで、味のイメージに混乱をきたしそうです。

色相を近づけて調和させるという手もありますが、これではあまりにも地味です。店頭でも目立たないでしょう。
赤を緑に変えてみた配色

ということで、洗練度はいまいちですが、クランキーの軽快なイメージを表現し、店頭での目立ちを実現しつつ、抹茶味であることを伝える配色として、これはベストなのではないかと思えてきました。

食べてみた感想は、抹茶風味がもう少し欲しいなあというのが正直なところ。まあ普通においしかったです。税別95円。カロリーは1枚253kcalです。しかしあれですね、板チョコは一気に食べてしまうので危険ですね。
クランキー抹茶チョコレート

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