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1970年代生まれの私が『メイド・イン・ジャパンのデザイン! 70 年代 アナログ家電カタログ』を読んでみた感想

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『メイド・イン・ジャパンのデザイン! 70 年代 アナログ家電カタログ』(著・松崎順一)を、たまたま図書館で見かけ、手にとってみました。

家電がカラフルになり、また怒涛のようにモノが増えていった、あの時代の勢いみたいなものが感じられる1冊だと思いましたので、ご紹介。

本書には、1970年代を中心に、60年代から80年代の日本の家電カタログ約530点が、カラーで収録。「オーディオ」「テレビ」「ホーム家電」の三部構成で、それぞれメーカー別に紹介されています。

60年代から80年代というのは、テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった基本的な家電が一通り日本の家庭に普及した後、付加価値のついた家電が続々と開発された時期。

本書をパラパラとめくってみると、新たな機能が付加されたり、小型化されたり、カラーバリエーションが豊富になったり、という日本の家電の流れがよく分かります。

私は1970年生まれなので、本書に収録されているカタログの家電の一部を、リアルタイムで体験していて、いやあ懐かしいなと。

例えば、木目調のタンスみたいなテレビやステレオセット、花柄プリントの炊飯器、赤いラジカセなど、こんな存在感のありまくりのものが家にあったんだ、と思うと感慨深いものがあります。

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ラジカセって何?という若い皆さんは、著者の松崎さんが主催するデザインアンダーグランドのサイトを訪ねてみてください。ラジオとカセットテープのプレイヤー(録音機能付き)が一体となった、当時の若者必須アイテムだったのですよ。

ちなみに松崎さんには、「ラジカセのデザイン!」という著書もあります。

さて、本書が面白いのは、家電そのものだけではなく、カタログのデザインや、登場するモデルのファッションから、当時の流行や時代の空気を伺い知ることができるところです。

例えば、70年代のオーディオやテレビのカタログに、やたらセクシーな衣装とポーズの白人女性が起用されていて、これがアリだったのか!と驚愕したり、自分もリアルタイムで体験した80年代のスポーティー&パステルカラーの爽やかなファッションに赤面したり。

欲を言えば、数をもう少し厳選して、ひとつひとつを大きく印刷してほしかったところですが、家電好きじゃなくてもかなり楽しめることは確かです。特にファッションやデザインに興味のある人はぜひご一読を。

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