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セブンカフェのマシンのデザインをいじって法的に問題となりそうなこれだけのこと

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先週末、ちょこっと用事があって、阪急西宮北口駅近辺をうろうろしていたところ、セブンイレブンを発見しました。そうか、こんなところにあったんだ(汗)

先日の記事「セブンカフェの機械のデザインへの工夫を大阪と宝塚で比較してみる」以来、セブンカフェのマシンに興味津々の私。

当然のごとく、こちらのセブンカフェの機械にはどんなシールが貼られているんだろ?ということで、観察しに行ったところ…

sevencafe_nishinomiya

まさかのデフォルト状態!ちょっと感動しました。さすがはその道のトップランナー、佐藤可士和さんのデザインということで、文句なしにきれいですね、やっぱり。

ちなみに、そのセブンは、居酒屋と不動産屋と学習塾がやたら多いエリアにあります。なので、お客はそれら施設の従業員と利用者ということになりそうなのですが、彼らが利用する分には、これで問題ないということなんでしょうか。

もしくは、店長さんがマシンのデザインに変容を加えたくなくて、操作に不慣れなお客さんがいらした際などには、店員が入れてあげるよう指示しているとか!?

で、ここでふと思ったことがあります。セブンカフェのマシンは、使い勝手が悪いので、シールを貼って是正するのが正義!みたいな空気がありますが、そういった行為は、デザイナーさんの何らかの権利を侵害することにならないのでしょうか。

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疑問を感じたので、「デザイナー 権利侵害」などのキーワードで検索して調べてみました。結果、このようなPDFを発見。

製品デザインに関する知的財産と広告

弁理士の上吉原宏さんが、「製品デザインに関する法律上の諸問題について、トラブルが生じないために最低必要だろうと思われる知識について、できるだけわかりやすく説明することを心がけて」作ったという資料です。

その資料によると、デザイナーさんには、下記のような権利が発生する場合があるそうです。

  1. 特許を受ける権利
  2. 実用新案権を受ける権利
  3. 意匠登録を受ける権利
  4. 予約承継による相当の対価請求権
  5. 著作者人格権
  6. 著作権

このうち、製品にペタペタとシールを貼って、見た目を変えることが問題となりそうなのは、⑤著作者人格権に含まれる「同一性保持権」でしょうか。これは、内容や題号(タイトル)を、著作者の意に反して勝手に改変されない権利です。

ただ、著作権法上の著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」(著作権法第2条第2項2号)ので、一般に工業製品デザインの著作物性は、否定されることが多いそう。

なので、セブンカフェの機械につき、佐藤可士和さんに著作者人格権が認められる可能性は、低い気がしますが、全くゼロとは言えないわけで…

とりあえず、製品デザインの改変が、デザイナーさんの権利侵害になることもある、ということは頭の片隅に置いておいて損はないんじゃないかと思った次第です。

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