スポンサードリンク

『色彩論』(著:ヨハネス・イッテン/翻訳:大智 浩)を読みました

eyecatch

『色彩論』(著:ヨハネス・イッテン/翻訳:大智 浩)を読み始めました。今日はまず手にとってパラパラとめくってみての感想を。

まず、言いたいのは、Amazonにおける本書の商品説明がひどい、ということ(2014年3月8日現在)。

商品の説明
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが1810年に出した著書。教示篇・論争篇・歴史篇の三部構成からなり、教示篇で色彩に関する己の基礎理論を展開し、論争篇でニュートンの色彩論を批判し、歴史篇で古代ギリシアから18世紀後半までの色彩論の歴史を辿っている。

それ色彩論違いやがな!(・w・)っ

ちなみにこちらなんですが…
↓  ↓  ↓

今回ご紹介する『色彩論』は、ゲーテさんのではなく、現代の色彩学の最も偉大な教育者とされるヨハネス・イッテンさんの著書。1961年に出版された大著『色彩の芸術』のダイジェスト版です。

スポンサードリンク

この方がイッテンさん


ダイジェスト版とはいえ、省略されているのはオリジナルに含まれていた美術作品の図版であり、色彩理論や練習法についての内容はそのままなのだとか。

イッテンさんご自身による序論によると、彼は本書で「色彩美術の問題に興味をもつすべてのひとびとに、参考になるような乗りものをつくろうと考えている」とのこと。

遠大な目標に到達する場合は、早く安全に進むために、まず車に乗る方が得策ということで、色彩の道を進むための道しるべどころかツールまで用意してくれたのです。

パラパラと頁をめくると、カラーコーディネーターや色彩検定のテキストでおなじみの色相環や、色彩調和の構造の図、色の対比効果の見本が登場します。

そう、私のような色や芸術の才がない人間でも、数ヵ月の勉強で何とか調和する色を見出すことができるようになったのは、イッテンさんの用意してくれた「乗りもの」のおかげだったのです。何ともありがたいことではありませんか。

ということで、今朝はイッテンさんに敬意を表し、Inkscapeを使って本書に示された図表をいくつか模写してみました。収録されている図表は約70。すべて模写すれば、色の対比や明暗の感覚がかなり鍛えられそうな気がします。

inkscapeで作成した図表

そして、本文には、

カンディンスキーがワイマール・バウハウスの教授に就任して間もない1922年のある日、グロピウス、カンディンスキー、クレーそれに私の4人で雑談を交わしていた

などという、なんとも贅沢なエピソードも!

カンディンスキーさん


バウハウス初代校長グロピウスさん


パウル・クレーさん


色彩やデザインを学んだ方であれば、「おおおお!」となること請け合いですので、ぜひご一読を。
 ↓  ↓  ↓
色彩論

今月の人気記事

コメントを残す

WP-SpamFree by Pole Position Marketing

サブコンテンツ

このページの先頭へ