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ベロアとベルベットとモケットの違い

eyecatch

カラーコーディネーター1級第2分野「商品色彩」の公式テキストの要点をまとめてます。現在、自動車の色彩計画のところにさしかかっているのですが、インテリア(シートとかドアトリムなどクルマの内装)のところで苦戦してます。

というのも、車にうとくて車名を聞いても価格帯やスタイルがイメージできない上に、内装に使われている素材が実にややこしい。「ベロア」とか「モケット」とか。このへんは、同テキストの色材の章で学習済みなのですが、まだ暗記にまで至っていないので、違いがよく分かりません…orz

そこで、自動車のインテリアカラーの項目に登場するファブリック類を整理してみることにしました。まずは頻繁に登場する「モケット」から。

モケットとは、織物の一種で、二重織りの布地の間にパイル糸を織り込み、それを半分にカットしたもの。けばのある厚地で、緻密で、肌触りが良く、独特の光沢があり、耐久性に優れていて、車両のシート、椅子やソファの上張り地、ラグなどに用いられています。一般的には「ベルベット」や「ビロード」「別珍」と呼ばれるんだそうで、なるほど、これでテクスチャのイメージがしっかり把握できました。

モケットは、乗用車のシート素材としては70年代初め、高級化のトレンドが始まってから採用され、「70年代末には、エコノミークラスまでモケットなどのベロア素材が使われるようになった」(1級第2分野「商品色彩」の公式テキストP.231)そうです。

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さて、ここで「ベロア」って何だろうという疑問が湧いてきます。上の記述を見ると、モケットがベロア素材の一種というふうに読めますね。他に「ベロア」という単語が登場するのは、「(80年代半ばから)ベロア以外の高級素材も注目されるようになった」(同テキストP.233)そうです。「(90年代後半から)ベロア素材への飽きと、新鮮なテクスチュアへの要求から朱子織などが復活」(同テキストP.235)という部分です。

たた「ベロアとは」という定義は載っていない(と思う)ので、インターネットで調べてみましたところ、モケットが織物であるのに対し、ベロアは編み物(ニット)に分類されるとのこと。ぱっと見ベルベットと区別がつかないのですが別物で、伸縮性がある素材です。テキストで80年頃全盛だったと説明されている「カットパイルのニット」はベロアの一種って理解でいいんでしょうね。

しかし、困ったことに、それだと「モケットなどのベロア素材」って記述がおかしいってことになるんですよね。。そこで、さらに調べてみたところ、どうも「ベロア」という言葉の定義はけっこうあいまいで、ベルベット調のファブリック全般を指す模様。

なのでここは、

「70年代初めに高級車のシートにベロア素材(ベルベット調の素材)が採用され、やがてエコノミーにまで広がったが、80年代半ばには他の素材も注目されるようになり、90年代後半には飽きられた。なお、ベロア素材にはモケット、カットパイルのニットなどがある」

という具合にざっくりまとめて、先に進みたいと思います。ほんとは「ダブルラッセル」「トリコット」についても整理したいのですが、長くなってしまったので、また次の機会に。

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