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鶴屋吉信の夏のお菓子がトライアド配色な件

eyecatch

梅田の阪神デパート地下の和菓子売り場を歩いていると、思わずひきつけられる配色によく出会います。先日は「鶴屋吉信」の売り場で、夏のギフト用詰合わせの色合いにぐっときました。「本蕨」というお菓子が、黄色、水色、薄紫の3種類のパッケージで展開されているんですが、この3色が何ともいえない調和をかもしていまして。家に帰って、さっそくホームページの商品写真から色を拾ってみたところ、だいたいこんな色でした。

黄色 水色 薄紫

で、この3色を画像ソフトのInkscapeで再現してみて気がついたのですが、この配色、スイスの芸術家ヨハネス・イッテンが提唱した色彩調和形式のひとつ「トライアド」の配色に近いものになっているんですね。

トライアドとは、色相環を3等分した位置、すなわちそれぞれ120°隔たった位置関係にある3色を組み合わせた配色のことです。各色を線で結ぶと正三角形になる位置関係の配色。Inkscapeで色設定をするホイール(画像ソフト上の色相環)を見て、なるほど、調和しているわけだと納得した次第です。

下は各色を指定したときのホイールの画像をキャプチャしたものです。三角形の先についている黒い線が、色相環上の位置を表します。

Inkscapeのホイール

ちなみに、イッテンさんが提唱した色彩調和形式には、トライアドの他にも次のようなものがあります。

・ダイアード・・・色相環上で正対する位置関係にある2色の配色(いわゆる補色色相配色)

・テトラード・・・色相環を4等分した位置、すなわちそれぞれ90°隔たった位置関係にある4色。各色を線でつなぐと正方形になる。 

・ヘクサード・・・色相環を6等分した位置、すなわちそれぞれ60°隔たった位置関係にある6色。各色を線でつなぐと六角形になる。

・スプリットコンプリメンタリー・・・ある色を、その色の補色の両脇の2色と組み合わせた3色配色。各色を線でつなぐと二等辺三角形になる。

ちょっとややこしいですが、カラーコーディネーター2級頻出のテーマですので、受験される方は必ず押さえておいてくださいね。いちばん憶えやすいのは、今回とりあげたトライアドでしょうか。「トライ」から、楽器のトライアングルを連想してみてください。正三角形の三色配色だということが、すんなり思い出せると思います。

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