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『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み!』(著・湯山玲子)を読みました

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『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み!』(著・湯山玲子)を読んだので、今日はその感想を。

誕生から40年以上を経て、いまだ絶大な人気を誇る名作コミック『ベルサイユのばら』。本書は、その“ベルばら”を「今のアラフォー女性の生き方やセンスのテキストとして再読」というコンセプトのもと作られた雑誌連載「ベルばら手帖」をまとめたものです。

その内容は、著者の湯山玲子さんがベルばらの世界を、現在の女性の視点で分析するというもの。テーマは実に多様で、単純に誰とつきあいたいか、実写版を作るなら誰を誰役にするかなど、ベルばらファンなら一度は妄想したことがあるであろう話から、学術的なファッション、食、建築、政治、思想の話にまで及びます。

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形式もバラエティ豊かで、湯山さんの論考あり、各ジャンルの専門家との対談あり、「ベルサイユ宮殿に行ってきた」というルポあり、著名人とのインタビューあり。

このインタビューの顔ぶれがまた豪華で、

「現代のオスカル」こと指揮者の西本智美さんや、

西本智美さん
指揮者・西本智実 静かなる革命

2013年に宝塚版のベルばらでフェルゼンとアントワネットを演じたタカラジェンヌ(雪組トップの壮一帆さんと愛加あゆさん)、

壮一帆さん
2013年 宝塚パーソナルカレンダー 壮一帆 ([カレンダー])

愛加あゆさん(左のお嬢さん)
宝塚 GRAPH (グラフ) 2013年 04月号 [雑誌]

そして、原作者の池田理代子さんも登場!

池田理代子さんのオフィシャルサイト
http://www.ikeda-riyoko-pro.com/

その上、美麗なコミックの表紙絵から名場面までふんだんに収録されているのですから、もう言うこと無し。例によって図書館でたまたま見つけて借りたのですが、欲しいです、これ。手元に置いて、コミックと合わせて読みたいと思います。

ところで、この『ベルばら手帖』を読んで思ったことは、『ベルサイユのばら』という作品は、本当に色々な顔を持っているので、最初に読んだときに、受け取ったものは人によって全く違うのだろうなあということです。

私の場合、最初に読んだのは小学4年生の時でしたが、強烈に印象に残ったのは、次のシーンでした。

  • ルイ15世が天然痘で恐ろしい最期をとげる
  • アンドレのオスカル暴行未遂
  • アランの妹が大変なことになっていた
  • 蜂起した民衆の女性が宮殿に押し寄せる
  • その後のアントワネットのお辞儀
  • ルイ16世の断頭台のシーン(初版は首が描かれてましたよね?)
  • 国に帰ったフェルゼンが怒った民衆の手にかかった

現在、限りなく女子力低めで、映画といえばホラーやパニックに偏っている私ですが、そういう趣味嗜好は10歳にして形成されていたのかも…。

その点、オスカルに恋こがれたり、アントワネットのセレブ生活に憧れたりした女子は、同じ「ベルばら」読者でも、全く趣の違う人生を送っているのだろうなあと思う次第です。

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