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『知的生産の技術』(梅棹忠雄/著)を読みました

eyecatch

文化人類学のパイオニアで、情報カードの一種「京大式カード」の発案者の梅棹忠雄さんの『知的生産の技術』を読みました。

同書は1969年発行。当時は、パソコンどころかワープロもない時代で、情報の記録は、もっぱら何らかの筆記用具で何らかの紙に書くことで行われていた時代です。

第1章「発見の手帳」から第5章「整理と事務」には、梅棹さんが、ご自身の情報をのちのち「知的生産」に役立てるために、どのような形で残すか、どのような状態で収納するかに心を砕いたようすが描かれています。

まず、なにしろ記録媒体は紙ですから、大きさ、質感、色、罫線など、どういうものが最適かを考えねばなりません。また、その置き場所の確保を考えなければならず、さらに、分類や収納の方法にもくふうがいります。後で探せなければ、保管した意味がありませんのでね。

梅棹さんは、試行錯誤の末にそれらの問題を解決していくわけですが、おどろいたのは、そういった紙との格闘の模様をつづった文のなかに、一人一台パソコンが使えるのがあたりまえになった現在にも役立ちそうなヒントがいっぱいひそんでいたことでした。

一枚一項目、見出しをつける、文章で記録する、日付を入れる、規格を統一する、おき場所・分類項目の決めかたなどなど。

逆にいうと、これらのことが考えられないまま蓄積された情報は、どんなすぐれたキャビネットを使おうが、クラウド上に保管しようが無意味なのだということがよくわかる本でした。

とりあえず、思いついたアイデアをWindows付属のメモ帳に打って「無題」のまま保存したり、気分でGoogleカレンダーに書いてみたり、紙にかいたものやiPodtouchに打ち込んだものをパソコンに反映させないまま放置したり、ということはさっそくやめようと思う次第です^^;

だとして、どうするか・・・

1テーマ1ファイルの原則で発見やアイデアをメモ帳に打ち、内容がひとめで分かるタイトルをつけ、きまったフォルダに放り込んでおく。

フォルダの中が雑然としてきたら、分類用の子フォルダを作って整理する、てな感じでしょうか。

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これでせっかくの情報を散逸させずにすみ、このブログの充実にもつながりそうです!

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