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色や映像も商標登録!特許庁の審査方針が新しくなった

eyecatch

産経新聞の10月7日朝刊の一面に、色などの商標登録について特許庁が審査方針を固めたというニュースが出ていました。

Web版はこちら↓
「色」「映像」も商標登録、特許庁が審査方針 企業のブランド戦略の保護目指す|産経WEST (2014.10.7 07:54)

改正商標法により、これまでは特定の形(ロゴタイプやマークなど)と結びつくことでしか商標登録できなかった「色のみ」や、音などが登録できるようになるというニュースが今年の5月頃報じられ、その後どうなっているのかと思っていたところ、ようやく続報らしきものを聞くことができました。

ちなみに、今年の6月に、私が商標改正についてまとめた記事はこちらです↓

色彩の商標を認める「特許法等の一部を改正する法律」の公布で何が変わるのか

さて、10月7日の産経新聞の記事の内容ですが、ごくごく大雑把に言いますと、来年(2015年)5月までに、音、色、映像の商標登録が可能になり、特許庁が登録の審査方針を固めたという話です。

色の商標登録については、以下のようである模様。

色の商標登録には、消費者らに一定の認知度があることを条件にした。商標登録は、使用前に申請できるのが一般的だが、実態のない登録を防ぐためにハードルを高くした。これにより、登録は事実上、使用中に限られる。

 企業のイメージを色で表現したコーポレートカラーや商品デザインを出願する場合は、配色を絵図や文章で説明した文書の提出を義務づける考えだ。

続く文章には、「コーポレートカラー」の例として、三菱UFJフィナンシャル・グループのロゴマークの色「MUFGレッド」が挙げられていました。

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同社の「経営ビジョン・CIなど」のページに掲載されていた色のRGB値を測り、再現した色はこちら。

MUFGレッド
R:G:B 230,0,0

同ページの解説によると、「常に最高レベルのサービスを追求し、これからの金融サービスをダイナミックに変えていく活力と、お客さまとの結びつきを大切に、お客さま一人ひとりに向き合っていく情熱」を表しているとのことです。

なるほど!ただこの色、いかにも赤らしい赤なわけでして、こういった色がもし商標登録されたとすると、同じく赤をコーポレートカラーにしている他の会社が困るじゃないかと思うのですが、そのへんはどうなるんでしょうね。

これは、NTTグループのコーポレートカラーであるNTTブルーについても思うところです。亀倉雄策さんデザインのロゴマーク「ダイナミックループ」に使われているあの青ですが、測ってみたらR:G:B= 0:51:204で、16進カラーコードは#0033CC。Webセーフカラーです。

NTTブルー
RGB 0,51,204

いやあ、これは実に興味深いです。今のところ特許庁自体は具体的な情報を出していないので、何を論ずることもできませんが、

  • 商標登録は、商品、役務(サービス)を指定してするものなので、意外と出願がかぶらなかったりするんだろうか
  • 肉眼では同じ色に見えても、例えばマンセル値がちょっとズレていればOKだったりするんだろうか
  • 同じような色を同じ期間使用してきた同業者が、出願時に特許庁の窓口で鉢合わせしたらどうなるんだろうか

などなど、疑問は尽きません。わくわくしながら、更なる続報を待ちたいと思います。

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