人気のあとで読むアプリ“Pocket”はオフラインでどこまで活用できるか検証してみた
PC版Pocket (for Google Chrome) で保存したWebページを、iPhoneアプリのPocketでオフラインで開いてみました。ぱっと見、オンラインで見た場合と同じ画面を見ることができるよう。
さて、では、リンクテキストになっている部分をタップして、リンク先に飛ぶことはできるでしょうか?
結論から言うと、これはできません。リンク部分をタップすると、“You are offline and cannnot open this link.(オフラインなのでこのリンクを開くことができない)”というメッセージが表示されます。これはリンク先が同一サイトの別ページであっても、外部サイトのページであっても同じです。
ただ、そのメッセージの下にボタンがありまして、一番上の“Save Link to Pocket(Pocketにリンクを保存する)”、これがなかなかお役立ち。
“Save Link to Pocket”をタップすると、“Added to List”というメッセージが一瞬表示されます。何がどうなったのかと思いつつ、一覧に戻ってみますと(画面下部左の矢印アイコン[←]をタップすると戻れます)、リンク先とおぼしきURLが保存されています。
そこをタップしても、オフライン下では“PAGE NOT AVAILABLE(ページを表示することができません)”と書かれたページに移るだけですが、後にオンライン環境に移ったとき、このURLをタップ(PCの場合はクリック)すると、リンク先のページを確認することができます。
ただ、このブログを書きながら、オンラインでいくつかページをPocketに保存し、オフラインにして読み込んでみるということをやっているうちに気がつきました。
どうやらPocketに保存する際に、PCのブラウザに表示されていたページが、必ずしも全部保存されるわけではないということです。
2chまとめブログの記事など、1ページが長ーいページをPocketに保存すると、勝手に分割されて、「続きを読む」で次のページにリンクさせるしくみになっている模様。
オフラインでは、当然、「続きを読む」をタップしても次のページに移行することはできません。
なんだ、やっぱり電車の中で哲学ニュースの洒落にならない怖い話のまとめ(ページ長い)は読めないのか…
やはり、Pocketをもってしても、オフラインで思い通りにWebページ閲覧を楽しむことは難しいようですね…orz