900人のビジネスパーソンに聞きました 取りたい資格は英語?簿記?それとも?
日経新聞と日経HRが共同で行った調査で、「新たに取りたい資格」の1位は中小企業診断士だった。前回は1~3位を占めたTOEICや、宅建、簿記などを抑えて、6位から1位に躍進したとのこと。
「新たに取得したい」資格
- 中小企業診断士
- TOEICテスト(Cレベル、470~730点未満)
- TOEICテスト(Bレベル、730~860点未満)
- TOEFLテスト
- 宅地建物取引士
- 日商簿記検定2級
- 日商簿記検定3級
- TOEICテスト(Aレベル、860点以上)
- TOEICテスト(Dレベル、470点未満)
- ビジネス実務法務検定準1級、2級
(2015年1月12日付 日本経済新聞より引用。調査は2015年11月にインターネッ
トを通じて実施。回答者は主に20~40歳代のビジネスパーソン903人で、うち男性が703人、女性が200人とのこと)
中小企業診断士って久々に聞いた気が。紙面にLECの中小企業診断士講座の写真が載っていたこともあり、なんかステマっぽいなと思ってしまったのだが、こういうのを下衆の勘ぐりというのだろう。
申し訳ないので、LECのページへのリンクを貼っておく。同資格を取って活躍しているという2名のビジネスパーソンの動画が見られる。
2位以下は、TOEIC、TOEFL、簿記など語学、会計系の資格が多数を占める。おお、TOEIC(Aレベル)と簿記2級は持ってるぞ。今のところ、全く収入に結びついてないけど。
いや、資格っていうのは、職場で手当てが出るとか、それを武器に自分を高く売り込む才覚があるとかでないと、全くお金にならんのよねーというのが最近の実感。
取得するだけで一発逆転ということはほぼないので、資格にチャレンジするかどうか、チャレンジするとして何にするかはしっかり考えた方がいいと、つくづく思う。
私が失敗したと思っているのは、カラーコーディネーター検定と色彩検定だ。もちろん色のバランス感覚が向上したという効果はあるが、それで素材屋のアクセスが飛躍的にアップするでもなし、職場受けはさっぱりだし。費用対効果を考えると、完全に赤字である。
今はかろうじて自慢できる英語とか簿記だって、人工知能(AI)に取って代わられるんじゃという懸念があるみたいだしね。
急速に実用化が進む人工知能(AI)技術の影響についても聞いた(複数回答)。AIの登場で将来、ニーズの低下が見込まれる資格として、日商簿記検定(1~3級、7.6%)や英語能力テスト(6.5%)といった会計系や語学系資格が多く挙がった。いずれもコンピューターとの親和性が高くAIでの代替が可能と見られたようだ。(引用同上)
まあ、末端の帳簿つけとか、簡単な翻訳レベルはすでにソフトやWebサービスが取って代わられた感があるしなー。その道の知識を身に付けた上で、機械には真似できないスキル、例えば柔軟な発想力とか、妙なテンションとか味とかを獲得していく必要があるのかなあとひしひし。