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“Smith’s refusal to yield ground”の意味—2014年度第3回英検1級過去問より

eyecatch

英検はお題の文のテーマが理系だと厄介だ、なんてことを、よくこのブログに書いているが、人文系だってよく分かってないんだろうが、という事実を突き付けられたのが、2014年度第3回英検1級リーディング問題Part3 “Rhodesia’s Long Road to Independence”。

「ローデシア」ってなんか聞いたことあるなあ。古代都市?それとも架空の国の名前?なんて思いつつ読み始めたところ、1979年までアフリカにあった英国植民地(現在のジンバブエ共和国)のことでしたわよ。いくら高校で日本史選択だったからって、学なさすぎ。

ということで、背景となる知識が皆無の上、読解が難しい箇所もあったりして「1級受験するのやっぱりやめよかな」と久々に思った問題だった。

解釈に悩んだ英文のひとつが、こちら。スミスさんてのは、少数の白人による支配のままローデシアの独立を強行した当時の首相。

Smith’s government faced an increasingly unified and militant black opposition.
出典:
2017年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 スミスの政府は直面した
 ますます団結し闘志にあふれた黒人の反対勢力に

ここでの“militant”は「闘志あふれる」という形容詞。当初、「武闘派」という名詞で訳していたので意味が分からなくなった。

もひとつ、悩ましかった文。“yield”は色んな意味があるので難しい。

Smith’s refusal to yield ground early on ultimately brought his government little gain and cost tens of thousands of lives.
(引用同上)

 スミスの拒絶は 土地を明け渡すことの 早い時期に
 最終的に彼の政府にもたらした ほとんどない利益を
 そして犠牲を払わせた 数万の命という

自然な和訳にすると、

「スミスが早い時期に土地の明け渡しを拒んだことは、最終的に彼の政府にほとんど利益をもたらさず、数万の犠牲者を出す結果となった」

という具合になると思う。

その他、意味調べした英単語、熟語はこちら。

cede 譲渡する
contingent upon ~を条件とする
consternation 狼狽
hands-off 不干渉
staunchly 断固として
mandate 命令
defy 無視する
unilateral 一方的な
destabilize 動揺させる
amount to 結局~になる
inflict 課する
untenable 維持できない
broker 仲介する

ところで、衝撃だったのが英領ローデシアの独立をめぐる紛争が起こったのが1965年だということだ。ビートルズはとっくに人気絶頂、『ラバーソウル』がリリースされた年。ロンドンでは若者がファッションに熱をあげていた。

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そんな時代に、アフリカでは同じ英国人のおっさんが、まだ植民地で消耗してたとは。にわかに信じがたい。

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