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定年後の生活を妻と創りたいシニア男性は4割。一方「夫と」と答えた妻の割合は?

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博報堂新しい大人研究所が、2015年10月に全国の40~60代男女を対象に行った調査(対象者2700人)によると「自分なりのライフスタイルを創っていきたい」と考えている人は約9割にのぼるそうだ。

「自分なりのライフスタイル」とは?残念ながら、その定義は、調査のデータが掲載されている新大人研レポート№19「シニアから新大人へ、新型50・60代に。 その③
でも明らかにされてはいない。

ただ、同研究所のえらい人が担当する日経MJのコラム「阪本節郎の『新大人』学」が、

リタイアしたら夫も妻も家庭でも仕事でも脇役、これは当然の常識です。従来、リタイア後は余生であって静かに暮らすことが一般的でした。現在でも高齢者の暮らしに抱く常識的なイメージだといえるでしょう。ところが、
(2016年2月26日付 日経MJ 阪本節郎の「新大人」学 より引用)

と前置きした上で、上記のデータを紹介していることから、おそらく従来の「定年後」「シニア」のイメージをくつがえすようなナウでヤングなライフスタイルを指しているのだろうと思われる。

頻繁に海外旅行したり、スポーツやアウトドア活動に精を出したり、食べ歩きや観劇を楽しんだり、憧れのクルマやバイクに乗ってみたり、パソコンを使いこなしてみたり、地方に移住してカフェを開いてみたり。

しかし、俳句や囲碁や盆栽をたしなんだり、孫の面倒を丸投げされたり、日々病院の待合室でご近所と歓談したり、町内会や氏子の会が唯一のステージだったりというのも、「自分なり」と言えなくもないわけで。やっぱりよく分からないのだが、話が進まないので、この論点についてはこれで置くことにしよう。

着目したいのは、その「自分なりのライフスタイル」を誰と創るのかという質問の結果。「配偶者と創りたい」と答えた人が60~50代の男性で約40%にのぼるのに対し、同年代の女性では26~27%程度だったと。

誰とライフスタイルを創るのか尋ねたところ、男性は「配偶者と創りたい」が40代43.4%、50代42.2%、60代39.8%と女性に比べ高い結果となった。

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対して女性は、「夫に先立たれる」という意識があるためか、年齢が高くなるにつれ、「自分ひとりで創って行きたい」が、40代21.7%、50代23.8%、60代29.2%と男性に比べて高くなっており、夫の「片思い」であることがうかがえる結果に。

(新大人研レポート№19「シニアから新大人へ、新型50・60代に。 その③」より引用)

「濡れ落ち葉」という言葉が話題になってから二十数年になるが、想像する老後の世界に配偶者が不在(不要)という人は、やはり女性に多いようだ。

濡れ落ち葉(ぬれおちば)とは

1.濡れた落ち葉
2.上記の「払っても払ってもなかなか離れない」様子から転じて、主に定年退職後の夫が、特に趣味もないために、妻が出かけようとすると必ず「ワシも(付いて行く)」と言って、どこにでも付いて来る様子を指すようになった。「濡れ落ち葉症候群」とも言う。またそのような「妻にべったりの夫」そのものを指すこともある。後者の場合は「濡れ落ち葉族」と呼ばれることもある。

評論家・樋口恵子が、あるシンポジウムで伝聞として聞いたものを紹介したことで広まり、1989年の流行語大賞新語部門・表現賞を受賞した。

Wikipedia-濡れ落ち葉

まあ、男女ともに最も多い回答は「配偶者とも創りたいが自分ひとりのスタイルも創りたい」なので(約4割)、世のご主人もそれほど悲観することもないのかもしれない。

しかし、夫の老後ドリームに無条件で妻が付き合ってくれるとは思わない方がいい、という趣旨の阪本氏のアドバイスには耳を傾けておくべきだろう。具体例としては、

  • 家のリフォームにあたって書斎が欲しいなら、まず妻の「マイルーム」を作ることを提案すること
  • 田舎暮らしをしたいなら、まず「ジャムづくりをしよう」などと持ちかけてみること

などが挙げられていた。

ジャムづくりが趣味になったところで「田舎に移住しようと思う」って言われたら、奥さんは「はあ?」だと思うので、家庭菜園とか農家の民泊なんかを挟んだ方がいいんじゃないかとハラハラするが、まあ、相手の気持ちを探ることは大事だよね、という話。

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