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カラーコーディネーター2級テキスト改訂版、どこが変わった?

eyecatch

2月21日付の記事「『カラーコーディネーター検定試験(R)2級公式テキスト 第3版』を買いました」に、2級公式テキストが全面改訂されました、という記事を書きましたが、今日は、どこがどう変わったのかをもう少し突っ込んで解説したいと思います。

改訂の内容は、東京商工会議所サイト内「~2級公式テキスト改訂の目的および主な変更点について~」(PDF)で確認することができます。

それによると、旧版(第2版)からの主な変更点は下記の三つです。

1.「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」に関する項目を新設
2.1級とのつながりを重視
3.「色彩科学の歴史的展開」「色彩調和」「自動配色の展開手法」の3項目を削除

以下、順番に説明していきます。

1.「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」に関する項目を新設

カラーユニバーサルデザインとは、どのような色覚の相手にも情報がしっかりと伝わるようなデザインをつくるための配慮方法で、改訂テキストでは、この項目に20ページもの頁数が割かれています。改訂前のスタンスは、「色覚が異なる人がいることも念頭においておく程度でよい」というものでしたから、これは大きな変化ですね。このCUDについては、また日をあらためて、このブログで詳しく書きたいと思いますので、今日はこのへんで。

2.1級とのつながりを重視

カラーコーディネーター検定試験(R)1級は、「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」の3分野に分かれているのですが、今回の改訂で2級にもこの分類が登場し、「色彩とデザイン史」がそれぞれかなり突っ込んだ内容となっています。

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また、従来はファッションから建築までいっしょくたにされていた「カラーコーディネートの実例」も1級の3分野にあわせて分類されました。何より嬉しいのは、事例が新しくなったことですね。改訂前テキストは2000年発行だったので、仕方がないこととはいえ、MDウォークマンやアップルのiMacが最新の事例じゃ気合が入らんなあ、というのが正直なところだったので。

3.「色彩科学の歴史的展開」「色彩調和」「自動配色の展開手法」の3項目を削除

旧版(第2版)の第2章①「色彩科学の歴史的展開」(前述のPDFでは「歴史的展望」となっていますが、おそらく誤植でしょう)、旧版第5章④「色彩調和」、そして第5章⑤「自動配色の展開手法―絵画をアイデアソースとして」が、新版ではごっそり削除されました。

「色彩科学の歴史的展開」「色彩調和」は、どちらもアリストテレスなど古代ギリシャの哲学者の色彩理論から始まり、ニュートンの光学、ゲーテの色彩論などを経て、現在使われているカラーオーダシステムの基礎が作られるまでのお話。このへんは、3級で学習済みだったこともあり(3級よりは深い内容でしたが)、何だか同じところをぐるぐる回っているようなストレスがありました。次に受験する皆さんは、あれを経験しなくていいとは、実にうらやましい。

「自動配色の展開手法」が削除されたのは、ちょっと気になるところです。名画から色彩を抽出して配色を展開するというくだりは、実用性も検定における重要度も低そうだったので、なくなってスッキリですが、自動配色という手法自体は、過去の検定試験におけるカラーチャートを使って解く問題の定番だったんですよね。

それが抜けた分、どんな問題が出題されるのか・・・新傾向の問題が出るとしたら、おそらく4月に発売される公式問題集の新版に示されていると思いますので、チェックしておいた方がいいかもしれません。

ということで、長くなってしまいましたが、以上、カラーコーディネーター2級テキスト改訂版における変更点のまとめでした。各章の細かな変更点については、気がつき次第このブログに取り上げていきたいと思います!

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