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Amazonの法事法要手配チケット「お坊さん便」のレビュー欄が微妙に荒れてる件

eyecatch

「株式会社みんれび」が、「[お坊さん便]法事法要手配チケット」という商品名でAmazonを通じて提供している僧侶の派遣サービスがある。法事や法要にお坊さんが出向いて、読経や法話をしてくれるというもので、1か所の訪問、戒名なしの基本プランが35,000円。

2015年12月現在の「在庫状況」はこんな感じ。

お坊さん便

通常3~5週間以内に発送します。
クリスマス後のお届け予定です。

なんというか、色々とじわじわくるな。カスタマーレビュー欄も微妙に荒れている。

うちの畑にカラスが寄り付くようになってしまい、お坊さんを購入しました。
頭の反射光とかかしとしての役割で無事カラスを追い払えました!

本物の お坊様は やはり「坊主めくり」が強いです

生ものなので夏場は
傷みやすく、生臭坊主になります。
クール便推奨。

ほか、「友達として購入しました」「クリスマス用に購入」などおふざけのコメントが多く、実際にお坊さん便を利用してみたであろう人のレビューは、まだない。

あと、こんな突っ込みとか。

面白がってのレビューが多いが
掲載のこのカテゴリー、ホーム&キッチン > 仏具・神具> 位牌が正しいのか。

プラス20,000円で戒名授与つきプランもあるから、「位牌」が一番近いのかなあ。ちなみに、戒名授与手配チケット単品でも頼めるらしい。

その他批判的な意見としては、ちゃんとしたお坊さんが来るかわからない、不敬だ、お坊さんをモノ扱いしている、宗教活動ではなく事業会計となりそうだが税処理はどうなっているのか、というものがあった。

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一方、賛成派の意見のひとつはこちら。

死者を尊ぶのは良いことです。
高いお金を払い尊いお坊さんに経をあげてもらえれば先祖達は喜び
安価で見知らぬお坊さんに経をあげてもらえれば先祖達は悲しむのでしょうか?
ちがいますよ。お坊さんはただの形です。
手を合わせ拝んでいる自分自身の気持ちが大切なんです。

だとすれば坊さんも要らないんでないか?という話になりそうだが、まあ、お布施の相場とか分からないから怖いけど、宗教的なことを何もしないのも気が引けるという人にとっては、いいサービスではないかと思う。

ただ、「法要予定日または戒名授与希望日の2週間前までにご注文ください」とのことで、最も需要がありそうなお葬式には使えないのが惜しいところだな。Prime Now(プライムナウ) で1時間以内に!とまでは言わないが、翌日配送ぐらいの迅速さが欲しいところだ。

ところで、葬式とか戒名とかいうと、この人のことを思い出す。「葬式無用 戒名不要」という遺言を残した白洲次郎。

私は彼に倣いたいなーと思っているので、この機会に書いとく。白洲氏は、政財界の要人だったからVIPな弔問客がひっきりなしに自宅を訪れて、正子夫人はかえって大変だったそうだけど、自分の場合はそんな心配もなさそうだし。

※2015.12.26追記

日本仏教会(全仏)が年明け、米アマゾン本社に対し、みんれび「お坊さん便」のサイト掲載中止を申し入れるらしい。

お坊さんネット手配「中止を」 アマゾンに仏教会要請へ

2015年12月24日に発表された斎藤明聖理事長名の談話によると、「宗教行為をサービスとして商品にし、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」とこと。朝日新聞は、お金の問題ではないかと見ているようだけど。

仏教界が神経をとがらせるのは、宗教行為の「商品化」や「ビジネス化」が広がると、宗教法人へのさまざまな税制優遇の根拠が揺らぎかねないと懸念しているからだ。

 現状では、宗教法人が得るお布施は喜捨(きしゃ、寄付)とみなされ、法人は消費税を払わなくていい。僧侶個人が得たお布施は所得税の課税対象になるが、法人に入った場合は法人税が非課税だ。「お坊さん便」では、手配サービスを手がける「みんれび」側の所得は課税対象だが、僧侶側が取り分を納税するかは、僧侶側に委ねているという。(朝日新聞デジタルより引用)

ちなみに、「お坊さん便」にはこれまでに10件以上の申し込みがあったらしい。実際に利用してみた人、誰かレビューしてくれないかな。Amazonカスタマーレビュー欄が12月26日午前10時38分の段階で34件にまで伸びてるけど、単なる宗教観表明の場になってる。

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