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色彩の商標を認める「特許法等の一部を改正する法律」の公布で何が変わるのか

eyecatch

カラーコーディネーター1級(商品色彩)、色彩検定1級という色の二大資格を制覇したものの、さてこれからどうするかなーとぼんやりしていたところ、コーポレートカラーやブランドカラーなど、「色彩」そのものが、商標として日本でも法的保護の対象となるらしいという話を聞きました。

今年、2014年4月25日に国会で可決され、5月14日に法律第36号として公布された「特許法等の一部を改正する法律」。これには、商標法の改正が盛り込まれているのですが、その概要の一部がこちら(「特許法等の一部を改正する法律の概要」(特許庁)より)。

(3)商標法の改正
①保護対象の拡充
他国では既に広く保護対象となっている色彩や音といった商標を我が国における保護対象に追加します。

色彩に限定してお話しますと、この法律が施行されると、特定の形(ロゴタイプやマークなど)と結びついていない「色彩のみ」を商標登録することができるようになるんだとか。

こういったシステムは、アメリカ、欧州、オーストラリア、韓国などではすでに導入されており、日本企業もそれらの国では色彩の登録を行っています。例えば、トンボの消しゴム「MONO(モノ)」のパッケージの青×白×黒の配色は、欧州で商標登録済みです。

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登録され、商標法の保護対象となった色彩の商標については、侵害行為に対する差止めや損害賠償の請求ができるようになります。

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つまり、ライバル企業に対して「それ、うちの色だから使わないでくれる?」って言えるようになるという。

えっ、じゃあ例えばある会社が、オレンジを色彩の商標として登録しちゃったら、他の会社はオレンジを使えなくなるの?オレンジジュースのパッケージにオレンジ使えなくなっちゃうの?

という疑問がわいてきますが、2007年に特許庁が米、豪、韓で行った、色彩商標を含む「新しいタイプの商標」の動向調査のレポート(財団法人 知的財産研究所「新しいタイプの商標に関する調査研究報告書」資料IV収録)を読んでみたところ、どうもそういうことは、起こりえなさそうな。

ごくごく大ざっぱに言うと、

  • 単色は登録されにくい
  • 機能的な色(太陽電池パネルの黒など)、意味を伝える色(標識の赤、緑など)、商品の素材の色は登録されない

などの傾向があるようで、日本もそれに倣うとすると、どこかの企業がオレンジ単色を商標登録して、他の企業がオレンジを使えなくなってしまうということはなさそうです。

じゃ、複数の色の組み合わせは?

例えば、このブログ「カラフルしている(・w・)/」のシンボルマークは、赤と紺とオレンジとクリーム色の組み合わせなのですが、改正法の施行後に、誰かがこの4色の組み合わせを商標登録した場合、このシンボルマークは使えなくなってしまうんでしょうか?

うーん、それを語るには、今はあまりにも商標法の知識が足りません。調べるにもとっかかりがない状態(汗)

幸い、現在、亭主が知的財産管理技能検定1級(コンテンツ専門業務)の勉強をしてるので、後で聞いてみるつもりですが、自分でも、ちょっと勉強してみた方がいいかもしれませんね。

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