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“shelter in place”の意味—ハンフォード核処分場トンネル陥没の件

eyecatch

米ワシントン州の核施設群「ハンフォード・サイト」で、5月9日に、トンネル天井の陥没が確認された。トンネルは冷戦時代に作られたもので、放射性物質で汚染された機器を保管するために作られたもの。当局によると1990年代半ば以降封印されているという。

CNNの記事によると、火曜日のある時点では、ハンフォードの施設の3000人の作業員に対し屋内への避難命令が出たらしいが、一部労働者たちに関しては、その命令は数時間後に解除されたようだ。

The Hanford facility’s 3,000 workers were ordered to shelter in place at one point Tuesday, but the order was lifted for non-essential employees hours later.

No radiation reports after tunnel collapse at Hanford nuclear site | CNN

“shelter in place”は、緊急時の避難所などに行くのではなく、すでに住んでいたり占有してたりする屋内に避難することらしい。

参考:
Wikipedia-Shelter in place

名詞を修飾する場合は、間にハイフンが入る模様。

No shelter-in-place order was issued for people in the nearby counties of Benton and Franklin.
(引用同上)

なお、避難命令が解除された“non-essential workers”は「要職に就いていない労働者たち」という意味。てことは、要職にある人は避難していたりするのだろうか。なんか怖いんだけど。

ところで、このハンフォードの処分場、英検問題に登場したことがある。英検1級2009年度第3回出題で、『英検1級 文で覚える単熟語』にも収録。

その英文では、ハンフォードの地は「西半球で最も汚染されていると言われる核廃棄物処分場」とされ、1944年から1987年まで、放射性廃棄物が土壌や近隣の川に直接投機されていたと解説されている。

From 1944 to 1987, when the facility was producing plutonium for nuclear weapons, radioactive waste was dumped directly into the ground and the nearby Columbia River.

2009年度第3回英検1級問題“A Toxic Legacy”(CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)収録)

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なんでも、90年代から除染が進められているが、処分計画が順調に進んだとしても、2018年までに10%しか処理されないらしい。気が遠くなるような話だなあ。そして、今回の現場の他の箇所は大丈夫なんだろうか。

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