元祖は「鼓月」の千寿せんべい!? 魅惑の焼き菓子ヴァッフェルまとめ
会社で京都のお菓子屋さん「鼓月」の千寿せんべいというお菓子をもらいました。
耳慣れない名前だなあと思いつつ、開けてみると、知ってるお菓子でした。波形のクッキーにクリームがはさまっているあのお菓子。これ好きなんですよねー。
ただ、前に食べたこういうお菓子の名前は「千寿せんべい」じゃなかった気がします。確か舞鶴なんとかっていうお菓子でした。そして、その舞鶴なんとかの前に食べた波板形のクリームサンドクッキーも、また別の名前だったような。
もしかして、似てるお菓子が複数あるのか?ということで、とりあえず「千寿せんべい」で検索。そしたら、複合検索語句の候補に「似てる」が表示されました。やっぱりあるんだ!ということで、リサーチ開始。
そしたら出てくる出てくる。
■ひよ子「ヴァッフェル」(画像募集中)
http://www.hiyoko.co.jp/shohin/shohin_f16.html
■「銀座千疋屋」銀座ヴァッフェル
それぞれクリームに工夫があるようですが、波型のクッキーサンドである点のみならず、中央のちょろっとした焼印まで同じです。
こちらは、焼印ではなくココアだそうですが、真ん中にちょろっと付いてる感が他と同じ。
■風見鶏本舗「神戸ヴァッフェル」(画像募集中)
http://www.kazamidori.co.jp/product/kobe_waffel.shtml
そしてこちらは、クッキーが抹茶になってますが、やっぱり中央にちょろっとした焼印が。
■共栄製茶「抹茶ヴァッフェル」
「ヴァッフェル」というのは、この手のお菓子の総称らしいです。
ヴァッフェルの元祖は、今回私が食べた鼓月の千寿せんべいであるという説が有力。鼓月のサイトによると、あのちょろっとした焼印は、「波間に飛鶴の影が映る、おめでたい情景」を表現したものなんだとか。
ちなみに千寿せんべいは、今年で発売50周年を迎えるそうです。鼓月の公式サイトには、特設サイトが設けられ、50周年を記念した金箔・銀箔をあしらった千寿せんべいなどの商品が紹介されています。50年前に初めてヴァッフェルを作成したドイツ製の機械の画像も。
残念ながら、他のお菓子屋さんのヴァッフェルのルーツは今のところ確認できていないのですが、何をどうしたら、このように同じデザインの商品があちこちで作られるようになるのか、興味が尽きないところです。食べ比べをしてみるのも面白そうですね。
写真は千寿せんべいをPENTAX X-5の1㎝モードで接写したもの。いただきます!