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形式変更で難化する?イーオン社長がTOEICのえらい人にインタビュー

eyecatch

日本でTOEICを実施する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)常務理事の山下雄士氏に、三宅義和氏(イーオン社長)がインタビュー。

TOEICは出題形式が変わって難化するのか?新形式TOEICについては、多くの人が語っているが、運営側の人の声ってあまり聞かないような気がするので、紹介してみたい。

IIBC常務理事の山下氏は、商社(日商岩井・現双日)の出身で、実務で英語をバリバリ使っていた人だという。配属先で英語が不可欠だったとか。

【山下】英語がここまで必要なのかということを思い知らされました。入社直後の研修期間中もそうでしたが、鉄鉱石を輸入する部門に配属されて、さらにそう感じたわけです。先輩や上司が、オーストラリアであったり、インドであったり、いろんな国と英語でやり取りするわけです。ああ、すばらしい、すごいなと。今にして思えば、結構、ブロークンな人もいましたが。

(TOEICテスト出題形式変更! どう変わり、本当に難しくなるのか?三宅義和・イーオン社長とゆかいな仲間たち【第13回 IIBC 前編】 より引用)

ちなみに、山下氏が英語を英語を始めたのは、中学生の時。先生がスピーキングに力を入れてくれる人で、とても楽しかったが、高校時代は、英文解釈中心・ローマ字読みの普通の英語の授業で興味を失う。

また、大学の4年間も英語に関しては「空白」だったそうだが、大学受験時にNHKの「ラジオ英会話」を聞いて、自分で声を出すといった訓練したのはよかったと思うとのこと。やっぱり音読って大事なのだな。

難易度は変わらない、しかし

さて、肝心の新形式TOEICについてだが、山下氏は「難易度は変えていない」と繰り返し言っている。ただ、リスニングの問題で話者が3人の問題が新設されたり、リーディングにトリプルパッセージの問題が加わったりと、形式面で大きな変更があるので、

受験者も面くらうということは想定しています。そこで、新しい形式に馴染んでもらうためにサンプル問題と公式教材を用意しました。

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とのこと。ただ、ある種の人にとっては、難化ということになるのかもしれない。こんな会話があった。

【三宅】しかし、最近は企業でTOEICテストのスコアが昇進・昇格の条件という現実もあるわけです。私どもイーオンも多くの企業英語研修を担当していますが、受講生の皆様には英語コミュニケーション力をしっかりつけた結果としてスコアも上がると申し上げるのですが、とにかくスコアを上げたいということで小手先のスキルに走る人がなかなか減りません。

【山下】その傾向はありますね。しかし、今度はリスニングにおいても、リーディングにおいても、文章を理解して答えることはもとより、全体の構成あるいは資料も見つつ、そこで述べられている内容を理解して、初めて正解が導けるという問題が盛り込まれています。したがって、テスト用のテクニックや小手先だけでは通じなくなると思います。

本気で英語を使えるようになるつもりで勉強するのが、じつはTOEIC高得点への近道なのかもしれない。

ただ思うのだが、TOEICの「小手先のスキル」「テスト用のテクニック」ってどんなものなんだろう。例えば「マークシートが緑の場合はCが正解のことが多い」とか、そういうノウハウがどこかで披露されていたりするのだろうか。ちょっと覗いてみたい気がする。

TOEICテストの作り方、採点方法

あと、これは新形式に限った話ではないのだが、TOEICテストの作り方、採点の方法が語られていて興味深かったので、簡単に紹介しておく。

  • TOEICテストの問題は、1問1問英語のどういう能力を測ろうとしているのかが明確。専門のスタッフが侃々諤々の議論をしながら問題を作成している。
  • 正答率が極端に高かったり低かったり、また正答率は平均的であっても、英語力の高いグループと低いグループ間での差が見られないなど、出題者の意図とは異なる分析結果となった問題は、TOEICテストに不適切と判断され、採点対象から除外されることがある
  • 出題内容は万国共通。アメリカにおける「イエローキャブ」など、特定の場所だけに通用する表現が出ることはない

もしかして、TOEICテスト本番で

「えっ、ちょっと話が全く見えないんだけど」
「なんじゃこの難解な単語は」

という問題に遭遇した場合、それは採点対象から外れる可能性があるので、あまり頑張らずにスルーした方がいいのかもしれないな。もちろん、基本的な単語や文法の知識、リスニング力や読解力が身についていて、TOEICの形式を把握しているという前提での話ではあるが。

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