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英検1級2015年度第3回リスニングPart4—「キブツ」とは何?

eyecatch

今日のお題は、英検1級過去問2015年度第3回リスニングPart4。インタビュー形式の音声を聞いて、問いに答えるタイプの問題だ。ディクテーションはやらずに、スクリプトを見てサイトラという形で学習した。まず、音声を聞いたのだが、こりゃ太刀打ちできんわと思ったので。

というのは、インタビューを受けているAlanさんという男性に言い淀みが多く、またテーマが未知のものだったからだ。冒頭のアナウンスがこんな。

This is an interview with Alan Meadows, who spent some time on an Israeli キブツ.

キブツとは何だ?

「キブツ」?なんじゃそれは?「木仏」という日本語が頭に浮かび、一瞬、仏教の話か?いやでも、イスラエルって言ってるし、と混乱。なので、素直に英検サイトで公開されているスクリプトを見ることにした。結果、「キブツ」とはイスラエルの共同体であることが判明。表記は“kibbutz”。

日本語のWikipediaもあった。「イスラエルの集産主義的協同組合」と定義されている。

1909年帝政ロシアの迫害を逃れた若いユダヤ人男女の一群がパレスチナに渡り、最初の共同村デガニアをガリラヤ湖南岸に設立したのがキブツの始まりである。彼らは、自分たちの国家建設の夢を実現させようと願って、生産的自力労働、集団責任、身分の平等、機会均等という4大原則に基づく集団生活を始め、土地を手に入れ開墾していった。迫害のために世界各地からユダヤ人がこの地にやってくると共に、キブツの数や人口は増大し、学校、図書館、診療所、映画館、スポーツ施設などの建設もすすめられた。元来農業が中心であったが、現在では工業や観光業も営み、独立した自治体的な側面も有している。当初、生活のすべてが無料で保障されるとともに構成員の労働は無報酬であったが、現在では給与が支払われるようになっている。
キブツ-Wikipediaより

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Ein Gediのキブツの画像。

Pinterestで“kibbutz”を検索すると、一種のリゾートになっていることが伺える。

英文解釈で苦労したポイント

英検問題のインタビューによると、Alanさんは、80年代初めにキブツに滞在し、設立当時の面影を残す部門で働いていたようだ。インタビューでは、キブツは人生観に影響を与えたか、今日のキブツをどう見るか、などが語られる。

英文解釈で苦労したのは、 “Well, yes. On a personal level, I think that~”で始まるAlan氏の三番目の発言。

間に“you know”が挿入されたり、色々修飾語句が入ったりしていてややこしいが、骨格だけを抜き出すと

“the challenges led to an increase in my sense of independence and confidence”

ってことでいいんだろうなと思う。

それにしても、この英検1級過去問2015年度第3回リスニングPart4は、イスラエルの“kibbutz(キブツ)”という概念を知っているかどうかで、初めて聞いた時の理解度がかなり違うだろうな。

先日のハマスゲの虫歯予防効果の話と同様、日本語でもいいから見分を広めておくことが大事だと、改めて思った次第。

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