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ハロウィン市場がこの4年で2倍に成長!しかしその仮装の著作権、大丈夫?

eyecatch

日本記念日協会 記念日文化研究所によると、今年2015年のハロウィーン市場規模は前年比11%増の約1220億円だったとか。この4年で2倍に成長し、もはやバレンタイン市場にほぼ匹敵するレベルだそう。

(※2015.12.2追記:12月2日付の日経MJで発表された「2015年ヒット商品番付」にも「ハロウィーン・フィーバー」が東の張出大関(横綱、大関に続く東の3位)としてランクインした。)

ちなみに、同研究所は2015年のバレンタインの市場規模データは公開していないようだが、2014年のは公開している。1080億円で、今年のハロウィンより少なかったとか。

ハロウィンがバレンタインをと肩を並べる人気イベントになった理由としては諸説あるが、日経BPヒット総合研究所の品田英雄氏は11月6日付の日経MJ「ヒットの現象学」にこう書いている(以下、引用部分は同コラムより)。

(ハロウィンが)ここまで大きな盛り上がりになった背景には世代を超えた楽しみ方があるからだ。子どもたちは仮装してお菓子をもらいに近所をまわりパーティーをする。若者たちは仮装して夜の街に繰り出し大騒ぎ。関係の薄かった中高年でもカボチャを使った料理を作ったり、ハロウィーン仕様の和菓子を買ったりする人が増えている。

ハロウィーン仕様の和菓子。おばあちゃんの原宿・巣鴨の和菓子屋さんにも降臨してたらしい。

また、同氏は、他のイベントと異なり、ハロウィンは仮装関連商品が多いことに言及。アニメやゲームなどの仮装をする人が増えていることから、関連企業は仮装市場の開発にもっと力を入れていいと指摘している。

ちなみに今年はマリオやワンピースが多かったそうで。しかし、すでに手作りや何らかの手段で衣装を調達してコスプレを楽しんでいる人が多いのに、正規品に商機はあるの?品田氏はその理由をTPP(環太平洋経済連携協定)に求める。

TPPでは、著作権侵害が非親告罪となり、作者の告訴がなくても検察が起訴できることになった。

つまり未許可のキャラクター衣装でうっかり著作権侵害をしてしまった場合、訴えられちゃうかもしれないわけで、その点安心な正規品のニーズが高まるだろうという話である。

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仮装は個人で楽しむ場合には「私的利用」で著作権侵害を侵害するものではないが、他の人に見せたり販売を目的とすれば著作権侵害にあたる。

あれ?見せるのは無償ならOKじゃなかったっけ?

この点を、今風呂上がりでその辺をうろうろしていた亭主(法学部卒で知的財産管理技能士2級)の亭主に聞いてみたところ、渋谷を歩くぐらいならお咎めなしかもしれないが、そのコスプレ写真をネットにアップするのはアウトになりうる、うーん何とも言えんが、という回答であった。

(※追記 言い回し微調整してるうちにおかしくなった。( )の後の「の亭主」は不要。亭主に亭主はいない。念のため)

とりあえず、今後ハロウィンイベントを主催する人、コスプレをする人は、TPPと著作権という話を念頭に置いておいた方がよさそうだ。アニメやゲーム業界にとっては商機かもしれないけど、楽しむ側にとっては水を差されるような話だなあ。

ところで今年見たハロウィンの仮装で、個人的にベストだと思ったのがこちら。「ウォーキング・デッド」のダリルの仮装は残念なのが多いが、これは認めざるを得ない(>w<)

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