英検1級問題“Gluten”で学ぶグルテンフリーダイエットのメリットとデメリット
今朝の英語学習は、は2012年度第3回英検1級リスニングPart2全5題の音声を使ったディクテーション。
この記事では、問題A“Gluten”について取りあげてみたい。「グルテンフリーダイエット」なる言葉を聞いたことがある人も多いと思うが、そのグルテン。小麦、ライ麦、大麦などに含まれるたんぱく質だ。
参考:
グルテンフリーダイエットって何?|All About
小麦などにアレルギーがない人がグルテンを避けるべきかどうかは、賛否両論ある模様。
英検問題に登場するあるお医者さんは、グルテンにアレルギーがない人でも、摂取を控えるべきだと言う。
Davis believes consuming gluten causes the body to produce more of the hormone insulin. This stimulates fat accumulation and also creates a feeling of being hungry.
出典:2012年度第3回英検1級リスニングPart2
2014年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
グルテンを摂取すると、インスリンがより多く生成され、それが脂肪の蓄積を促し、また空腹感を生ぜしめると。太りたくない人間の敵だなこれは。
しかし一方で、ある大学の先生は、アレルギーがない人にとって、グルテンを避けるメリットはないと言う。
When foods are processed to be gluten-free, many vitamins, minerals and other nutrients essential for good health are also lost.
(引用同上)
グルテン無しになるよう調理された食物は、ビタミン、ミネラルなど健康に必須の栄養も同時に失うらしい。
こちらはこちらで、納得。ただ、グルテンが含まれるパンやうどんにどんだけビタミンミネラルが入っているのかにもよると思う。どのみち、他で補わなければならないのなら、太りにくいグルテンフリーを選ぶかな。
今日の単語。
wheat 小麦
rye ライムギ
barley 大麦
cardiologist 心臓専門医
insulin インスリン