似ている英単語“megalopolis”と“metropolis”の違いは?
英検1級過去問2015年度第2回リーディングPart1に着手。1問目は、題して“Land-Use Regulations”。都市の土地問題がテーマだ。都市部の住宅オーナーの生活の質を保つための土地利用の規制が、結果として地価をつり上げ、貧しい人々の生活を圧迫しているという話。
読み物としてはあまり面白くなかったが、“megalopolis”と“metropolis”の違いを調べるきっかけになったり、「とてつもなく高い」「法外な」を意味する単語のバリエーションを仕入れたり、色々と収穫があった。
“megalopolis”と“metropolis”の違い
英辞郎で“megalopolis”を引くと、一番目の意味は「巨帯都市」とある。初耳。ということで、今度は「巨帯都市」の意味を調べてみたところ、goo国語辞書は、巨帯都市=「メガロポリス」であると。
まさか、「メガロポリス」で調べたら「巨帯都市」って出るんじゃないだろうな、と懸念しつつ表示されたテキストリンクをカチッとやってみたところ、ちゃんと分かりやすい解説が出てきた。やれやれ。
いくつかの大都市が帯状に連なり、機能的に一つの巨大都市を形成している地域。米国のボストン・ニューヨーク・ワシントンにわたる都市群に対して用いられた語。日本では、東京・名古屋・大阪の地域を東海道メガロポリスと呼ぶ。巨帯都市。
メガロポリス【megalopolis】の意味 – goo国語辞書
一方、“metropolis”は「首都」「大都市」という意味。“metropolis”は“megalopolis”の構成要素と考えてよさげです。
「法外な」を意味する英単語
ロンドンやNYのバカ高い地価を指して、次のような単語が使われていた。
exorbitant (値段などが)法外な、途方もない
outrageous 法外な、とんでもない
また、“price”を形容するのに“astounding”(気が遠くなるような)という形容詞が使われている一文もあった。
ちなみに、法外な土地価格の例として挙げられていたのが、ロンドンのメイフェア地区の82,000ドル/㎡。18世紀以降にロンドン随一の高級住宅街となったエリアで、現在は商業化が進んでいるものの、やはり富裕層向けの街であるようだ。
その他今日覚えた英単語・英熟語
“exorbitant”“astounding”以上に難しい単語はなかったが、知ってる単語なのに、文脈にふさわしい訳が思いつかなかったものがあった。日々精進だ。
exclusive 富裕層向けの
fellow 特別研究員
draw up 立案する
Youtubeで“exclusive lifestyle”で検索してみた結果。なんとも“astounding”な。