Helloweenのニューアルバム “My God-Given Right” から学ぶハイフン(-)の意味と使い方
いやー私も音楽、特にへヴィメタルを聴き始めて長いですが、5月27日に発売された Helloween(1984年結成のドイツのバンドです)のニューアルバム “My God-Given Right” が素晴らしすぎます。しかし、英語のブログでそれを延々と語るのも何なので、タイトルにちなんで、英語表記におけるハイフン(-)の使い方について語ってみたいと思います。
Helloween。10月31日のハロウィン(Halloween)とはスペルが違います。しかしキャラクターはカボチャです。
マイ・ゴッド・ギヴン・ライト~デラックス・エディション【初回限定盤/完全新曲3曲追加/バンダナ付き/3Dジャケット特殊パッケージ/Tシャツ応募券付/SHM-CD】
昨日調べたダッシュ(—)の使い方に引き続き、『All IN ONE 』の巻末付録の「句読法」のコーナーを頼りにしてみました。それによると、ハイフン(-)が用いられる場面は、次の四つです(例は改編)。
- 長い単語が行末にきてその行に収まらないため、1語を2行に分けて書く場合
- 数字、序数、分数を英文字で表す場合(twenty-four hours、forty-fourth president、two-fifthなど)
- 二つ以上の語をつないで一つの語を作る場合(on-site、state-of-the-art、fifty-dollar bonus など)
- ex-, self- などの接頭辞の後(ex-wife、self‐esteemなど)
さて、”My God-Given Right” の “God-given” は、三つ目の「二つ以上の語をつないで一つの語を作る場合」に該当します。「神から与えられた」「天与の」などという意味。”God-given right” で「天与の権利」というわけですね。
-given は他の単語にもつけることができそうだということで、『英辞郎』で調べてみたところ、こんなものが見つかりました。以下「*-given」の検索結果より。
continuously-given(継続的に与えられた)
frequently-given(頻繁に与えられる)
previously-given(以前に与えられた)
God は TOEIC には出なさそうですが、上記は登場してもおかしくなさそうです。
あと、ハイフンの使い方の四つ目「接頭語の後」にも分類されそうな
self-given(独力で得た)
なんてのも憶えておくといいかもしれません。
ということで、今日はHelloween のニューアルバム “My God-Given Right” にちなんで、ハイフン(-)の使い方をお届けしました。
いやー、それにしてもいいですわ今回のアルバム。メロディいいし、音が分厚いし、構成タイトだし。最近、道を歩くときはだいたいTOEIC新公式問題集の音声か、『ハートで感じる英文法』シリーズのCD版を聴いていたのですが、しばらくはお留守になってしまいそうです。困ったな(汗)