Oh とか Ah とか Uh とか Hmm とか。間投詞の意味の違いと使い方
今朝は、TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Part3のディクテーションを終えた。
Part3は会話文。改めて思ったのだけど、TOEICのナレーターの人たちって、ちゃんと役に入り込んでしゃべってる。誰だろう、TOEICが無味乾燥だなんて言ったの。
中でも感情がこもっていると感じたのは、相手の言葉に反応して発する文頭の間投詞。「Oh」「Uh」「Hmm」など色々あり、それぞれの意味や使い方が気になったので、少し突っ込んで調べてみることにした。
Ohの使い方
1[驚き・恐怖・苦痛・願望・反応・了解などを表わして] ああ!, おお!, おや!
例)
Oh,good. I should still get to work on time
(TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Q41-43)
乗りたかった電車に乗れることが分かった人の反応。遅れてホームに付いたので、だめかと思っていたら電車がそれ以上に遅れていた、というシチュエーションで、いかにも安堵した、という感じで読まれている。
Oh. I really wanted to have it in white.
(TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Q47-49)
こちらは「苦痛」に該当する?気に入った白いセーターのサイズ違いが、お店にないと知った人の反応。声のトーンから、ものすごくテンション下がった感じが伝わってきて、気の毒になってしまう。
Uhの使い方
一文字違いのUhはどうだろう。
あー,えー 《次の語が出るまでのつなぎや考えをまとめている時に発する声》.
例)
Uh, let’s see…we’ll have about 25 people.
(TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Q59-61)
パーティーの参加人数をケータリング業者にたずねられた人が、「何人だったかなあ」と思い出しながら話しているところ。日本語でも、そういった場合「あー」「えーと」とか、頭に付けることがあるが、それと同じ感覚でよさそうだ。
Ahの使い方
[喜び・悲しみ・驚き・苦痛・軽蔑・哀れみ・嘆きなどを表わして] ああ!, おお!
例)
Ah, it’s very light!
(TOEIC新公式問題集Vol.6 TEST1 Q47-49)
腕時計を試着してみたら、すごく軽くて驚いた!と言う人の反応。日本語の「おっ」「あっ」のニュアンスに近いなと思った。
Hmmの使い方
hmm
訳語 うーむHmm.
訳語 ふむふむHmm…
訳語 んー
TOEIC新公式問題集の使用例はこちら。調べ物をしたり、考えたりしている間のつなぎ的に使われる模様。
例)
Hmm…No, I’m sorry. We’re completely booked for today.
(TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Q44-46)Hmm, the full-day one looks great
(TOEIC新公式問題集Vol.4 TEST1 Q62-64)
上は、医院の受付の人が予約の空きを調べているところ、下は、お客が旅行社で日帰りツアーを選んでいるところ。どちらも「そうですね」と訳されている。日本語で「そうですねえ…」と言いたくなったら、英語では「Hmm」でいいのだろうか。
ただ私は、初めて「Hmm」という音声を認識したとき、ため息をついているように聞こえ、「しょうがねえなあ」というニュアンスなのかなと思った。なので、使うには不安があるなあという気がするのだが、取り越し苦労ですかね。