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TOEIC900点は英語ペラペラ?TOEIC対策バリバリの925点ホルダーが語る英語力のリアル

仕事の応募者が「TOEIC900点です」と言っても、英語ペラペラだと思ってはいけない。TOEICに特化した勉強をしてきて、現在スコア925点の筆写が英語の実力をさらしてみる。

2013年6月に英語学習を再開して、2015年12月の第206回TOEICで、自己ベストの925点を取った。再開直後のTOEICスコアは、2013年9月受験の830だったから、1年3ヶ月で95点アップした計算になる。

これまでのTOEICの成績はこちら。

 2005年         745点
 (中断)
 2013年6月 学習再開
 2013年9月(第183回) 830点
 2014年6月(第191回) 875点
 2014年12月(第196回) 890点
 2015年4月(第199回) 890点
 2015年12月(第206回) 925点

1年前に、「900の壁」にぶちあたっていたわけだが、それを突破するために役立ったかもしれない勉強法について、こちらの記事に書いてみた。
念願の900超達成!TOEICのスコアが890点から925点にアップするまでの英語勉強法

ごくごく大雑把に言うと、公式問題集のディクテーションやら、和訳を見ての英作文やら、一億人の英文法アプリやらで、自分で英文を作る疑似体験をしたことと、語彙の増強が効いたのではないかという話なのだが、さて、TOEICスコアはともかく、私の英語の実力は、どのぐらいアップしたのだろうか

今日は、TOEIC925点の私の英語力について、正直なところを語ってみたいと思う。

TOEIC925点の英語リスニングの実力は?

まず、我ながら残念なのは、英語が使えるという実感は、TOEICスコアが830の頃とあんまり変わっていないということである。2014年のブログ記事より。

TOEIC のスコアが830点って言うと、「英語しゃべれるんですね!」「英語ニュース分かるんですね!」「洋画も字幕なしでOKですね!」って言われるんですが、「いやいや無理です」って即答してます。
TOEIC 830点の真実!? 私の現在の英語の実力ではこんなことすらできません

今でも、映画や海外ドラマの英語は字幕なしでは10%ぐらいしかできない自信があるし、外タレのライヴに行けばMCで固まることは間違いない。

ただ、いつも聴いているワシントンのラジオ局WTOPのニュースや、CMの内容は6割ぐらい分かるようになってきたかなあという気がする。TOEICのリスニング問題に近いからかもしれない。キャスター同士の雑談や、おしゃべりの体裁をとったCMなんかだと玉砕だけど。要は日常会話が分からないってことだ。

あと、実感するのが、数字の分からなさだな。ニュースやCMの中の、在庫数、金額、参加者など。3桁以上になると、頭が理解を拒む。同じ925点ホルダーの方が書いたブログを読んで、激しく頷いてしまった。

肝心の数字を換算するのにメチャクチャ時間がかかる”twenty million doller”とか言われるといくつなのか30秒くらいかかる。
TOEIC925点の英語力

900点超の英語リーディングの実力は?

TOEICレベルの英文、すなわち非ネイティブでも分かるような語彙と構文で書かれた文なら、英語の語順どおりに理解できるようになってきた気がする。「意味の切れ目でスラッシュ入れさせろ!戻って読ませろ!」というストレスを感じることが少なくなった。

しかし、ネイティブ向けの記事や、ネイティブが気軽に書いた文は、慣用表現や語彙が分からなくて、途中で挫折することが多い。

例えば、英語の関西情報誌『Kansai Scene』のグルメ記事なんかは、難しかったりする。

https://www.kansaiscene.com/2015/12/kobes-taste-of-oz/

ネットで単語の意味を調べたり、類似の表現を確認したりしてもいいから、なんとか理解しろと言われたら、できないことはない。でも、めちゃくちゃ時間がかかるんだよなー。

スピーキング、ライティングの実力は?

ライティングの力は、ほとんど伸びていないと思う。これは、学習の一環として「和訳を見て英作文」をやってみて実感したことだ。何度も読んだり書いたりしたTOEIC公式問題集の文章なのに、何も見ないで元の英文を再現できたのは2割ぐらい。自作の文の語彙の貧弱さ、単調さ、冗長さに泣けた。

そして、スペルミスは多く、冠詞は原則抜ける。書いた文章を、ネイティブの人や英語ができる人に見せたら、おそらく言いたいことは分かってくれるとは思う。しかし、こいつバカだと思われるのは不可避だろう。

スピーキングも同様。何かを説明しろ、道を案内しろと言われたら、つっかえつっかえではあるが、何か言葉をひねり出すことはできそうだ。しかし、よどみなく正確な文法で喋るのは無理。そして、気軽な世間話はもっと無理というレベルだ。

ということで、今日は、TOEIC対策をメインに英語を勉強してきた結果、925点のスコアを獲得した人の英語の実力はこんなもんです、ということを書いてみた。自分の首を絞めるようでアレだが、英語を使う仕事で即戦力の人材が欲しい人は、応募者が「TOEIC900点です」と言っても、飛びついてはいけない

TOEICスコア対策の有無を、聞いてみよう。何もTOEIC対策をしないでそのスコアなら、その人が英語ペラペラである可能性は高い。しかし、TOEIC対策をした上での900点超であれば、必ずしもそうとは限らない。まぐれで取れる点数ではないので、英語力のポテンシャルはあるとは思うけどね。うう。

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