無料マインドマップ作成ソフト「FreeMind」を使ったPCCSの覚え方
色彩検定では、PCCS(日本色研配色体系:Practical Color Co-ordinate System)というカラーシステムが使われています。
PCCSは、カラーコーディネーター検定で使用するCCIC(商工会議所カラーコーディネーションチャート)と同様、色相とトーンによって色を表示することができるシステムです。カラーオーダシステムのひとつとして、カラコ3級テキストに載っていたりもしますので、当初は楽勝だと思ってました。
しかし、本格的に色彩検定2級の勉強を開始してみて愕然。「v8」が黄色ってなんで分かるの??? というレベルで・・・
よくよく考えてみたところ、
「PCCSの色相環は24色相で構成されている。色相環には心理四原色と呼ばれる赤、黄、緑、青を配し、色相環上の対向する位置にそれぞれの補色である青緑、青紫、赤紫、黄みのだいだいを配し、間を中間色相で埋める」
というような知識は頭に入っていても、略号を憶えるところまで詰めていなかったのでした。
いや~うっかりしていた、ということで、あわててPCCSの色相記号の確認に入ったわけですが、これがもうさっぱり分からない。色相環を眺めていても、規則性が分からないので、頭に入ってこないのです。
そこで、最近凝っているマインドマップ作成ソフト「FreeMind」を使って整理してみました。
カラーコーディネーター検定3級公式テキストに、記号と系統色名の対照表が載っていましたので、それを参考に、PCCSの24色相をまず、赤、だいだい、黄、黄緑、緑、青緑、青、青紫、紫、赤紫の10色相に分類し、さらにその先が分けられるものは細分化したものです。
結果、次のようなことがすっと頭に入ってきました。
・「BG」と「B」は二つずつある
・赤、だいだい、黄、緑、青、紫には、それぞれ隣の色相寄りの色がある(例:赤(赤)にはRのほかにpR(紫みの赤)とyR(黄みの赤)がある)。
・ただし、「だいだいみの赤」「だいだいみの黄」は存在しない。
あと、「黄緑」の表記はマンセル色相では「GY」ですが、PCCSは「YG」であることなんかをあらためて確認したり。いやーこれでもう、PCCSはだいじょうぶでしょう。
あとは、色見本を見て、色相が分かるかどうかが問題ですが、これはあと3週間の修練ですな・・・^^;