カラーコーディネーターが伝授!おすそ分けマスキングテープのちょっと差がつく並べ方
4月22日発行の日経MJの「トレンド」面がマスキングテープの特集でした。手ごろでかわいいので、ついついコレクションしてしまった色んな色や柄のマスキングテープを「おすそわけ」しあう女性が増えているとのこと。
マスキングテープは、普通のセロテープやビニールテープ同様ロール状で、裏面は接着面になっているわけで、それをお裾分けってどうするんだろう?と思ったら、30cmぐらいの長さに切り分けて、それをストローや園芸用のネームプレートに巻いて、渡すという方法が主流のようです。なるほど。
検索してみたら、今年の2月にすでにNAVERまとめができてました。
MJに載ってた写真や、上記まとめの画像を見ると、ひとつの園芸用ネームプレートには、5~7種類のマスキングテープが巻けるものである模様。
で、思ったのですが、一本のプレートに巻くマスキングテープの色柄の選択と並べ方にセンスが出るなあと。
そこで今日は、カラーコーディネーター検定や色彩検定でおなじみの配色理論を使って、「センスいい!」「これぞ素敵便!」と言わせるマステの巻き方のコツを考えてみようと思います。
理論といっても難しいもんじゃありません。
「統一感とメリハリのバランス」を意識する
これだけです。フリー素材 * ヒバナさんのWeb用マスキングテープをお借りして、シミュレーションしてみました。
【コツその1】色を統一するなら、濃淡や柄にバリエーションをつける
同じ系統の色でまとめる場合、鮮やかな色×淡い色・くすんだ色(またはハッキリした柄×細かい柄)を組み合わせると、あか抜けた印象に。はっきりとぼんやりを交互に配置すると、よりバラエティ豊かに見えます。
【コツその2】赤、黄、緑…いろんな色を使いたい場合は、色の調子を揃える
色をたくさん使うと、まとまりのない印象になりがちですが、色の調子(「トーン」といいます)を、鮮やかどうし、淡いどうしで揃えると、落ち着きます。
色のべ方のコツですが、上の画像は、黄の隣に青や紫、緑の隣に赤という具合に、対照的な色を持ってきて、バラエティ感を強調したもの。
赤→橙→黄→緑→青→紫のように、虹の色の並びに沿って並べると、より落ち着いた印象になります。
ということで、今日はマスキングテープのお裾分けを作るときに、知っておくと便利な配色のコツをお届けしました。交換便のお仲間との交流にお役立ていただければ幸いです。