言葉をカラーパレットに変換する『色色[:iroiro]』であの人の名を変換してみた結果
言葉をカラーパレットに変換する『色色[:iroiro]』というサービスを見つけました。ページ左下にある検索窓に好きなキーワードを入れて、Enterキーを押すか、虫眼鏡のボタンをクリックするかすると、そのキーワードが数色の色の組み合わせに変換されて表示されます。
デフォルトは、「Colours」の検索結果。
検索窓に「rose」と入れてみました。すると、確かにバラっぽい配色に。
日本語もOKです。「青空」を変換してみました。
固有名詞はどうでしょうか。例えばザク。『機動戦士ガンダム』に登場するメカのひとつです。
色色の「ザク」の検索結果。うーん、ちょっと緑成分薄いですが、だいたいそれっぽいです。
季節のイベントはどうでしょうか。例えば、「入学式」といえば桜のイメージがあるので、何となく桜色が入っているんじゃないかなあという気がします。
しかし、検索結果はこちら。黒、茶、グレー…この全くおめでたさとかフレッシュさが感じられない配色は、一体どうしたことでしょう。
作成者さんが入学式に何か苦い思い出でもお持ちなのか?と思いましたが、そんなこともなかろうし。一体どんな原理なのか、「ABOUT」をクリックしてみると、作者の河本さんのブログが開き、そこにはこんなことが書かれていました。
原理
そのうち詳細に書きますが、
入力を受けた言葉(eg「海」)をネットで画像検索し、見つけた画像から主要な画像成分を抜き出す、といったことをしてます。
なるほど、そういうことでしたか。確かに、「入学式」で画像検索してみたところ、髪や制服の黒っぽい色、校舎や体育館のグレーや茶色が目立ちます。ここから色を抽出したら、ああいった配色になるのも納得です。
そういう原理なので、このツールを使って、とりたてて決まったテーマカラーのないイベントや人物のカラーパレットを作るのは難しそう。林家ペーさんなんかは、いい感じなんですけどね。
なお、作成したカラーパレットは、ブログに埋め込んだり、カラーコードを拾ったりできます。これはお役立ち!