ローソンのからあげクン『濃厚マヨネーズ味』実食レポート
9月23日新発売のローソンからあげクン<濃厚マヨネーズ味>を食べましたので、今日はそのレポートです。実は最近、同じローソンの鶏の揚げ物なら、1個46円の唐揚げ「鶏から」の方が断然コスパが高いことに気がついてしまったのですが、新味が出たとなると、スルーするわけにはいきません。
ということで、近所のスーパーに買い出しに行く途中、ローソンに寄り道して購入。こちらが、からあげクン<濃厚マヨネーズ味>です。
開けてみました。嗅いでみると、ほんのりマヨネーズの香りがします。食べてみたところ、味はあっさり。「濃厚」というキーワードで想像していたような、マヨネーズマヨネーズした味ではありませんでした。
使用されているのは、仙台の「花兄園」という養鶏農場のマヨネーズであるとのこと。
家に帰ってから、花兄園Webサイトの「マヨネーズ」のページを見てみたところ、このような文章が掲載されていました。
マヨネーズをそのまま食べてみたことがありますか?
意外と酸っぱかったり、なんとなく舌に刺さるような刺激があったり、 食べたあとに胃がもたれるような消化の悪さを感じるマヨネーズが多いように私は感じています。
本当においしいマヨネーズは、そのまま食べてもおいしいはずです。
おいしいたまごに良質の植物性油と酢を加えて攪拌すると、おいしいマヨネーズができます。
うーん、もしかして、私がマヨネーズの風味をほんのりとしか感じられなかったのは、花兄園のマヨネーズが良質だからでしょうか。「意外と酸っぱかったり、なんとなく舌に刺さるような刺激があったり、 食べたあとに胃がもたれるような」ものでないと、マヨネーズらしさを認識できないのかもしれません。ちょっと不安になってきました(汗)
さて、恒例のパッケージの色の分析に移りましょう。蓋はあざやかな赤がベースで、透かし模様ふうの同系色のタマゴのイラストと、うすい黄色の絞り出したマヨネーズが描かれているというもの。
赤は、花兄園のイメージカラーというわけではなさそうですが、花兄園のマヨネーズを含む多くのマヨネーズの蓋が赤であることから、採用されたと考えられます。
正面のキャラクターと背景は、ほぼ黄色のトーンオントーン配色(色相が同じでトーンの違う色を組み合わせた配色)と言っていいでしょう。そこに、黄色と補色の関係にある青紫の着物と、赤いトサカやマヨネーズの蓋が加わり、メリハリの効いた配色となっています。
補色の関係
また、赤と青紫、赤と黄は、それぞれ中差色相の関係にあたります。これは、西洋の配色調和論では、不調和に分類される配色ですが、日本では、重ねの色目やお祭りの飾りなどに用いられてきた配色。「伝統」「和」「ハレの日」をイメージさせる配色と言ってもいいかもしれません。どおりで筆文字で書かれた商品名と相性がいいはずです。
中差色相
ということで、今日はローソンからあげクンの新商品<濃厚マヨネーズ味>のレポートでした。普通においしかったですが、「濃厚」というネーミングが妥当かどうかは疑問が残るところであります。