【開封の儀】ホシマル印「アルミ弁当箱 丸型」(大一アルミニウム)がやってきた
大一アルミニウム製作所のアルミの弁当箱を買いました。昔から知られているという、ホシマル印の弁当箱シリーズの丸型のやつです。
以前は、丸型で深さ5㎝ぐらいのプラスチックの容器を使っていて、これが亭主特製のサラダ弁当(白飯のかわりに刻んだキャベツとわかめが入ってる)に最適だったのですが、残念ながら蓋が駄目になってしまい。
同じような形・サイズの容器を買おうと思ったら、これがなかなかなくて、ようやく見つけたのが、この弁当箱だったというわけです。
アマゾンにて注文したところ、でっかい箱が届きました。
アマゾンから届いた荷物
上に乗っかっているのが、先代の弁当箱。これと同じぐらいの大きさのものをひとつ注文したはずなのですが、サイズとか個数とか、間違ったのではないかと不安になるレベルです。
開封してみたところ、中央に弁当箱がひとつ、こぢんまりと鎮座。どうやら間違いなかったようです。
アマゾン名物過大包装
商品にかけられた帯には、トレードマークのホシマル印と、レトロな「アルミ弁当箱」という文字、そして「葛飾ブランド 葛飾町工場物語認定品」と書かれたマークが。
葛飾ブランド「葛飾町工場物語」
「葛飾」と聞くと、映画「男はつらいよ」のテーマソングが反射で脳内再生される私。そういや、寅さんの家の隣も町工場(タコ社長の印刷工場)だったなあと思いながら、検索してみました。
で、分かったのが、「葛飾町工場物語」とは、都内で第3位の工場数を誇る葛飾区内で生産された技術やすばらしい製品・部品などを、葛飾ブランドとして認定し、その製造背景やエピソードを区内外に発信するPR事業だということ。カラコ検定でおなじみ東京商工会議所の葛飾支部と、葛飾区の共催です。
今回買ったアルミ弁当箱を作っている大一アルミニウム製作所は、2010年度の認定企業のひとつで、「葛飾町工場物語」のサイトで紹介されています。開発秘話のマンガもあります。
マンガによると、同社が弁当箱などアルミ製品の成型に用いている「アルミ深絞りプレス技術」とは、一枚のアルミ板を引き伸ばし、金型で押して成型する技術で、熟練の技を要するとのこと。
なるほど、この滑らかで均質な表面は、職人技のたまものなのですね。敬意を表して、長く大事に使いたいと思います。
ホシマル印のアルミ弁当箱
大一アルミニウムのアルミ弁当箱・丸型は、直径12.4×高さ6.2cm。パッキンはついていませんが、わりと密着性の高いプラスチック(ポリエチレン)の中蓋つき。
アルミ弁当箱の中蓋
中に仕切りも付いてます。
アルミ弁当箱の仕切り
先代の弁当箱は、もっと深さがあったので、キャベツの層の上におかずを乗っけるというスタイルでしたが、この弁当箱に替えてからは、仕切りをはさんで大きい方にキャベツ、小さい方におかずというスタイルになりました。
欲を言えば、小さいサイドはもう少し広くてもいいんではないかというのが、現在の感想。深さがあるので、ちょっと食べにくいです。また、詰めるのにも技術が要りそうなので、弁当を作ってくれる亭主の手間が余分にかかるようになったんではないかと危惧されるところ。
あとで聞いてみないとな。