『武器としての書く技術』(イケダハヤト 著)を読みました
イケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読みました。
夫が図書館で借りてきて私に勧めてくれたのですが、結論からいいますと読んでよかった!
ブログを書いていて、ネタ探しや文の構成、タイトル付けに悩んだ経験がある人なら、第2章「凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法」第3章「月40万字書き続けるぼくの12の秘密」から大きなヒントが得られることと思います。
章タイトルや、文章中の見出しが、そのまんま魅力的な記事タイトルのお手本となっているところも非常に有益。
で、さっそくの成果が今日の記事です。
以前の私なら、「イケダハヤトさんのメソッドが活かせているかどうかははなはだ疑問ですが…」などと言い訳がましいフレーズを文中に盛り込んで、平気の平左でアップロードしていたことでしょう。
しかし、これはいけません。こういう婉曲的な言い回しは「ずるく」「いやらしい」「へっぴり腰」なので使うな、というのがまさにイケダハヤトさんのメソッドなのでした。
第5章「書く技術はこんなに人生を豊かにする」にこんな見出しから始まる一節があります。
和を演出しようとする臆病者の自分に気づけ!
この言葉、ぐさっときました。
「あくまでわたしの個人的な意見ですが」
「バカな素人考えに過ぎないのですが」
などの婉曲的な言い回しは、周りに気を使っている風を装っているだけで、実は自分を守っているだけだというのです。
なるほど、そういうフレーズを入れると、叩かれることはないかもしれませんが、誰の心にも刺さらない、魅力のない文章が出来上がるだけですよね。結果、自分もスッキリしないし、人気ブロガーになることもない。
わざわざ時間と労力を割いてこうしてブログを書いているのに、何の見返りもないなんてごめんです。今後はいろいろ言い切っていこうと思います。
いや、色彩検定1級2次が終わり、毎日このブログを書くことに決めたのですが、このタイミングで読んでほんとよかった。イケダハヤトさんと、この本を私に勧めた亭主に感謝です。