ネックはパンプス強制だけ!そんなエリート就活生は今すぐ志望企業を変更しなさい

女性にパンプス着用を強制しないで!という#KuToo運動が盛り上がりを見せていますが、類似のトピックで、私がこれまでに最も衝撃を受けたのは、やはり就職活動中の女性の靴擦れ画像付きツイートですかね。
パンプスの靴擦れで、駅から5分歩いただけでかかとが血だらけになったという@udondon1234さんのツイートです。
就活のパンプス本当に無くして欲しい。なんで女性だけなの?外反母趾や甲高幅広のせいで靴擦れしまくるんだよ。新大阪から5分歩いただけでこれだよ。外まで血だらけ…
パンプスは現代の纒足だよ。こんなの強制的に履かせるの間違ってる。なにがマナーだよ!!!健康的被害出てんだよ!!! pic.twitter.com/xh2JhW0JUY
— うどんちゃん@趣味垢 (@udondon1234) 2019年3月13日
いや、かれこれ四半世紀も前ですが、私も就活中に似たような靴擦れを経験したことを思い出しました。
ある日、スーツにパンプス着用で、合同説明会か何かに向かっていたのですが、まさに駅(たしか高松駅)から5分歩いたところで、かつて経験したことのないような足の痛みに見舞われ。
ふと踵を見たところ、靴擦れで血まみれだったんですよね。「何じゃこりゃー!!」と、あわてて近隣のドラッグストアに駆け込み、絆創膏と、緩衝材がわりのガーゼを買ってその日1日は何とかしのいだものの、気分は絶望的でした。
まだ就職活動を始めたばかりなのに、この先大丈夫か?と。
結論から言うと、靴擦れは大丈夫でした。というのは、その後ほどなくして就職活動自体からドロップしたからです。
ちなみに、その後は、公務員試験の勉強をしながらバイト→公務員断念→派遣社員→契約社員と、順調に非正規人生を歩んでいるので、靴擦れ以外はあんまり大丈夫でもないんですけどね。
思えば、もともとコミュ障で自分に自信もなく、就職面接なんてとんでもないと思っていたところ、パンプスによる靴擦れが、就職活動をやめる言い訳のひとつを与えてくれたというところでしょうか。
なので、私の場合は自業自得ですが、「就職先で必要とされる技術もコミュニケーション能力もある!パンプス着用だけが障壁!」という皆さんは大変気の毒です。
ただ思うのですが、パンプスだけが障壁!という皆さんなら、就活生にパンプス着用を強制するような時代錯誤な会社は放置でよかろうと。
わざわざ貴重な労力を割いて、そんな恐竜みたいな会社を変革しなくても、「スニーカーでも履き古したローファーでもどうぞどうぞ」と三顧の礼で迎えてくれる会社がありそうです。
「パンプス着用は業務上必要なことも…」とか言ってる会社が表面だけ態度を変えても、おそらく根っこの価値観は変わらないでしょうから、入社後の会社生活で他の問題が出てくること必至ですし。
「パンプスやヒールを履いた方が気分が上がる!」という層もある程度は存在するようですので、ここは適材適所というか役割分担でいきましょう。